自ら棺桶購入!? ユーモア溢れる“お葬式計画”とは『私のちいさなお葬式』予告

2019年9月11日(水)14時0分 シネマカフェ

『私のちいさなお葬式』(C)OOO≪KinoKlaster≫,2017r.

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本国ロシアでは第39回モスクワ国際映画祭にて観客賞を受賞した、余命宣告をきっかけにひとりで秘密の“お葬式計画”を開始するおばあちゃんを描く映画『私のちいさなお葬式』から、日本版予告編が到着した。



今回到着したのは、老婦人が心不全の恐れがあり、いつ心臓が止まってもおかしくないと宣告されるシーンからスタートする予告編。突然の余命宣告を受けた彼女が始めたのは、なんと自分のお葬式の支度!


費用や役所の手続き…次々に準備をする姿が描き出されるが、その姿には全く悲壮感がない。生きているのに死亡診断証明を取得したり、棺桶選びをしたり、ユーモアとバイタリティに満ち溢れている。


さらに、5年も会っていない息子に迷惑をかけまいと、友人の手も借りて着々と準備を進める老婦人。ロシアらしくウォッカを飲んで酔いつぶれ、横たわる母を見た息子は死んだものだと勘違いし涙する場面も。


また、予告編でも使われている劇中歌は「ザ・ピーナッツ」のロシア版「恋のバカンス」。ロシアでは知らない人はいないほど、いまも広く愛されている国民的な曲だ。テーマが“死”であるにもかかわらず、どこかほっこりする映像に仕上がっている。

『私のちいさなお葬式』は12月、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開予定。

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