A24×マーティン・スコセッシ幻の日本劇場未公開作『ザ・スーベニア~魅せられて~』TV初放送

2021年9月17日(金)21時0分 シネマカフェ

『ザ・スーベニア~魅せられて~』(C)2019 The Souvenir Film Limited, British Broadcasting Corporation and British Film Institute. ALL RIGHTS RESERVED.

写真を拡大

マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、新進気鋭の映画製作スタジオ「A24」とタッグ組んだ『ザ・スーベニア〜魅せられて〜』がBS10 スターチャンネルにてテレビ初放送が決定。それを記念してA24製作7作品も特集放送される。

80年代のイギリス。映画作りを目指す若き女学生ジュリーは、外務省に勤めるという年上の男性アンソニーに出会う。彼女はアンソニーから画家フラゴナールの作品「ザ・スーベニア」を紹介され、絵の美しさに魅了されると同時に、アンソニーの怪しげだが抗いきれない魅力に惹かれる。ジュリーの母や友人は彼女を心配するが、ジュリーは映画に対する自身の表現法を見出すにつれ、この厄介な恋愛にからめ取られていく…。

『ザ・スーベニア〜魅せられて〜』は、『家族の波紋』などの監督ジョアンナ・ホッグの自伝的作品で、ティルダ・スウィントンとその実娘オナー・スウィントン・バーンが親子共演を果たしたほか、2019年のサンダンス映画祭では ワールドシネマ・ドラマ・コンペティション部門でグランプリを獲得するなど注目を集めた作品。日本では劇場未公開となっていた幻の一作だ。

時代性を感じさせるこだわりの美術やA24らしいアート性に富んだ美しい映像も必見。すでに続編も製作されている。

さらに、ジョナ・ヒルが初監督を務めた自伝的ドラマ『mid90s ミッドナインティーズ』、ゴールデングローブ賞主演女優賞ほかに輝いた『フェアウェル』、ある事件から男たちの秘密が暴かれていくブラックコメディ『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』など、同じくA24製作映画が新作を中心に7作品放送される。

「A24」はいま、映画ファンが熱く注目する新進気鋭の映画スタジオ。作家性溢れる珠玉の名作の数々に触れられる、またとない機会となりそうだ。

『ザ・スーベニア〜魅せられて〜』は10月20日(水)20:30〜ほか、BS10 スターチャンネルにて放送。

シネマカフェ

「マーティン・スコセッシ」をもっと詳しく

「マーティン・スコセッシ」のニュース

「マーティン・スコセッシ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ