登山アシストロボットが世界文化遺産の中国・泰山に登場

2025年2月8日(土)21時10分 Record China

中国東部の山東省にある世界遺産の泰山景勝地では、春節8連休中、多くの観光客が訪れましたが、風景よりも注目を集めたのは、同景勝地で初となる観光客向けの登山アシストロボットサービスでした。

中国東部の山東省にある世界遺産の泰山景勝地では、春節8連休中(1月28日- 2月4日)、多くの観光客が訪れましたが、風景よりも注目を集めたのは、同景勝地で初となる観光客向けの登山アシストロボットサービスでした。泰山景勝地では、旧暦2日(1月30日)に、必要とする観光客に登山アシストロボットを提供するサービスが始まりました。ロボットを取り付けたおかげで楽々と山頂に登る観光客が注目を集めています。



この登山アシストロボットは、観光客の登山を支援する外骨格ロボットです。ロボットの重量はわずか1.8キロですが、強力な登山補助を提供することができます。このロボットは先進的な人間工学に基づいた設計、動力システム、AIアルゴリズムにより、観光客の下肢の運動傾向を正確に感知し、適時に適切な支援を提供することができます。




この登山アシストロボットを装備すれば、まるで目に見えない手に背後から軽く押されているようになり、足の負担が大幅に軽減され、登山がより楽で快適になります。その優れた航続能力も登山者に強力な支援を提供し、ほとんどの観光客の登山ニーズを満たすのに十分な、1回の充電で5時間以上の連続歩行による約14キロメートルの移動を支えます。登山アシストロボットは泰山景勝地で試用が始まったことで、体験した多くの観光客から登山体験が大幅に改善され、泰山の美しい景色をより気楽に楽しむことができたとの声が上がっています。



このロボットは登山、フィットネス、ランニング、日常の歩行、階段の上り下りなどなどの生活や仕事のシーンにも広く応用できるとのことです。この製品は今のところ試用期間中で、3月初めにまとまった台数が市場に投入される予定です。ロボットが一般人の日常生活に入り込むにつれ、さまざまな場面での個別のニーズに対応するために、より多くの多機能ロボットが開発され、人々の生活や仕事に一層の利便性を提供するようになるでしょう。(提供/CRI)



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