1分間で100メートルのあぜ塗り作業ができる自動操縦トラクターが登場―中国

2025年4月11日(金)7時30分 Record China

福建省の「春季農業生産現場推進会」であぜ塗り作業ができる自動操縦トラクターがお披露目された。

春を迎え、農家は田畑を耕作する重要な時期を迎える中、福建省では「春季農業生産現場推進会」が開かれ、あぜ塗り作業ができる自動操縦トラクターがお披露目された。そのトラクターは1分間で、100メートルの畦塗り作業ができるという。新華社が伝えた。



1分間で、どのように100メートルのあぜ塗り作業をこなすのだろうか?また人力で行うのと比べると、トラクターを使うとどんなメリットがあるのだろうか?



あぜ塗り作業ができる自動操縦トラクターは、あぜ切り爪の高さや幅を調整することで、あぜの高さと幅を設定することができるため、田んぼだけでなく、畑や果樹園などでの作業にも適している。



事前にルートを設定しておけば、バックグラウンド制御プログラムによりトラクターのハンドルが自動制御され、設定通りに作業を進めていく。毎年、あぜ塗り作業をする春になると、ネットユーザーから「どうしてあぜ塗りをしなければならないのか?」という質問が寄せられるが、あぜ塗りをすることで、水が漏れたりするのを防ぐことができ、かんがいレベルが高まり、田んぼの管理がしやすくなる。



では人力であぜ塗り作業を行う場合と比べると、トラクターにはどのようなメリットがあるのだろうか?まず、人力の場合は時間と労力が相当量必要となる。一方、トラクターであれば、1分間で数十メートルから100メートルのあぜ塗り作業をこなすができ、以前なら数日かかっていた作業が1時間もかからないうちに終えることができる。また、トラクターが作ったあぜは強度に優れ、均質でまっ直ぐした出来上がりになる。



さらに自動操縦トラクターを導入することで、田んぼから水が漏れたりするのを防ぎ、時間と労力の節約にもつながる。スマートな農機が普及するにつれて、農業生産にテクノロジーのパワーがますます注入されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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