中国・深圳の日本人男児刺殺、中国人の男に死刑執行…注目を集めるため殺害と認定
2025年4月22日(火)9時50分 読売新聞
事件後、深圳日本人学校前で献花し、手を合わせる中国人女性(昨年9月20日)
【広州=遠藤信葉】中国広東省深圳市で昨年9月に日本人の男子児童(当時10歳)が刺殺された事件で、死刑判決を受けた中国人の男への死刑が執行されたことが明らかになった。中国外務省から21日、在中国日本大使館に連絡があった。執行日などの詳細は不明。刑の執行について、同日、在広州日本総領事館を通じて遺族に伝えられた。
事件は昨年9月18日に発生。深圳日本人学校に歩いて登校中だった男児が40歳代の男に刃物で刺され、死亡した。
深圳市中級人民法院(地裁)は今年1月、男がインターネットで注目を集めるために児童を殺害したと認定し、死刑判決を言い渡した。男は控訴せず、刑が確定した。