ウォルツ大統領補佐官が退任へ、アメリカ主要メディア報道…第2次トランプ政権で閣僚級は初

2025年5月2日(金)0時42分 読売新聞

ウォルツ氏=ロイター

 【ワシントン=池田慶太】FOXニュースなど米主要メディアは1日、米国のマイク・ウォルツ国家安全保障担当大統領補佐官が同日にも退任する見通しだと一斉に報じた。事実なら、1月の第2次トランプ政権発足以来、閣僚級の退任は初めて。

 ウォルツ氏は3月中旬、米軍作戦に関する情報を民間の通信アプリ「シグナル」で共有。米誌編集長を誤ってグループチャットに加え、秘匿性の高い情報を外部に漏えいさせたとして批判された。シグナルの利用に関わった直属の部下も退任すると報じられている。

 ウォルツ氏は当初、自身の責任を認め、陳謝したものの辞任は否定し、トランプ大統領も解任しない考えを示していた。ウォルツ氏らが更迭されるのか自発的に辞任するのかは不明だ。

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