「来世に残したい漫画」ランキング、1位は「進撃の巨人」 - ネット「当然の結果」「こち亀は?」など様々な声

2024年2月22日(木)15時16分 マイナビニュース

メディア運営などを行うWonderSpaceは、「来世に残したい漫画」のランキングTOP10を発表した。1位に輝いたのは「進撃の巨人」だったそうだ。この結果が、ネットで「当然の結果」「こち亀は?」などと話題になっている。
本調査は、同社の運営するエンタメ情報Webマガジン「TVマガ」が実施したもので、2024年1月10日から1月11日にかけて、10代から50代以上の男女100名を対象として、公式X(旧Twitter)アカウントと他インターネットなどを通して、数多く存在する漫画の中で、後世に読み継いでほしい、来世に残したいと思える作品についてアンケートをおこなっている。
「来世に残したい漫画」ランキング1位には、諫山創さんの「進撃の巨人」が選ばれた。「別冊少年マガジン」「週刊少年マガジン(特別編)」にて2009年から2021年まで連載。人を食らう巨人と人類が戦う世界を舞台に、巨人に母を殺された少年エレン・イェーガーの復讐を軸に、巨人と人類を守る調査兵団との壮絶な戦いを描くダークファンタジーだ。
回答者からは、「様々な伏線回収は見事で、読み進めていくうちに明かされる真相は他の作品と比べても面白いと感じます。また、主要キャラや人気キャラも容赦なく死んでいくストーリーに感情が持ちませんでした」「物語としての面白さやすごさは勿論、戦争や憎しみの連鎖といった普遍的な問題を扱っていて、自分達の世界の問題を考えるきっかけにもなる深い内容だと思うので、どの時代にも読み継がれてほしいです」「人間とは、仲間とは、社会とは、争いとは、自由とは、教科書のよりも共感しやすく、深く考えさせられる作品であるから。来世でもきっとおなじような社会であり、人間性は維持されていると思われるから。ラストは賛否両論ありますが、そこを含めてどう解釈するかを含めて来世に託したい」などの意見が寄せられたという。
2位には、尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」と、井上雄彦さんの「SLAM DUNK」が同率でランクイン。「ONE PIECE」は、尾田さんの初連載作品にして代表作で、「週刊少年ジャンプ」にて1997年より連載開始。海賊王を夢見る主人公モンキー・D・ルフィが、海賊王になるために「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探し、仲間たちと共に航海の旅をしていく冒険アクションだ。
「ONE PIECE」には、回答者から「人気なのはもちろんのこと、王道のストーリー、伏線、キャラの魅力や、心にグッとくる名言、自分だったらどんな能力がいいなど、読むと子どもに戻って楽しめるところです」「ONE PIECEには人を惹き付けるストーリー性があり、また、魅力的なキャラクター達が登場するし、ジャンプの王道的な夢や希望やワクワク感が詰まっているから選びました。あと、登場人物が発する言葉は時に心に刺さり、人を勇気づけるからです」などの意見が寄せられたそう。
「SLAM DUNK」は、井上さんの代表作で、「週刊少年ジャンプ」において1990年から1996年まで連載。不良少年の高校生・桜木花道が一目惚れをきっかけにバスケットボール部に入部し、生まれ持った才能を開花させ、チームメイトたちと切磋琢磨していく青春バスケットボール漫画だ。2022年に公開された同作を原作とするアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、邦画において2023年度の映画興行収入ランキングで1位を獲得するほどの人気だった。
回答者からは、「主人公の桜木花道だけではなく、登場人物それぞれが魅力的に描かれており、ついつい強い感情移入をしてしまうほど。見ているうちに自分も熱い青春を送っているような気分にもなる」「アニメも観ており、とても影響を受けた漫画だと思います。私以外にも家族や友人も同様に影響をうけていると感じています。作品の中で名言もたくさんあり、今の世代でも知っている人が多い漫画です」などの声が集まったという。
「来世に残したい漫画」ランキングの4位以降の作品は次の通り。
4位:ドラゴンボール
5位:NARUTO-ナルト
6位:頭文字D
7位:HUNTER×HUNTER
7位:キングダム
7位:ゴルゴ13
7位:ドラえもん
7位:鬼滅の刃
7位:君に届け
ネット上では「1位を選んだ理由に安心を感じた」「キャプテンが入って無いのはおかしいだろ」「進撃1位おめ!」「当然の結果だな」「こち亀が入っていないのは納得いかない」などの声が寄せられた。

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