Apple、米国に5000億ドルを投資すると発表 「関税は素晴らしい」とトランプ大統領
2025年2月25日(火)6時52分 ITmedia NEWS
ティム・クックCEOは発表文で、「われわれは米国のイノベーションの未来に強気であり、わが国の未来への5000億ドルのコミットメントでさらに発展させることを誇りに思う」と語った。
Appleは、ヒューストンに建設する25万平方フィートの新施設で「これまで米国外で製造されていた」先進的なAIサーバの組み立てを開始する計画だ。Appleによると、この施設は2026年オープン予定で、「数千人の雇用を創出する」という。同社はデバイスにAI機能を導入するとともに、アリゾナ州、アイオワ州、ネバダ州、ノースカロライナ州、オレゴン州でデータセンター事業を拡大する計画もある。
この発表に対し、ドナルド・トランプ米大統領は自身のSNSのTruch Socialに、Appleの発表はトランプ政権への信頼に基づくものだと語り、クック氏とAppleに感謝の意を表明した。
トランプ氏は22日の記者会見で、「昨日、Appleのティム・クックCEOが私のオフィスに来て、(米国に)数千億ドル投資すると言った」とフライングで発表した。さらに、Appleは計画していたメキシコの2つの工場建設を中止したとも語っり、「関税を払いたくないからだ。関税は素晴らしい」と自画自賛した。