NTT Com、建設現場向け3Dデジタルツインプラットフォームを提供開始

2024年3月6日(水)14時12分 マイナビニュース

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は3月6日、Cupix(キューピックス)と建設現場向け3Dデジタルツインプラットフォームサービス「CupixWorks」に関わる日本向けの総代理店契約を締結し取り扱いを開始することを発表した。
○サービス概要
CupixWorksは建築・プラント業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する3Dデジタルツインプラットフォーム。工事現場の映像をデジタル空間上で再現し、現場管理や進捗管理を統合的にワンストップで実現するという。
360度カメラで撮影した施工現場の映像データをインポートし、「3Dウォークスルー」と「3Dドールハウス」の2種類の3Dモデルデータを生成可能。「3Dウォークスルー」ではストリートビューのように現場で歩き回っている感覚を再現でき、「3Dドールハウス」では鳥の視点のように対象物を俯瞰しながら確認できる。
「3Dウォークスルー」と「3Dドールハウス」を1つの画面に並べる「サイトビュー」を生成することで、建設工事現場全体を見ながら任意の施工箇所をピンポイントで確認できるようになるとのことだ。
○工事進捗を自動検知可能
同サービスをBIMなどの外部データと連携させることで、設計段階のデータと現場の映像データの差分を自動的に検知可能となる。BIMのオブジェクト(壁や配管、建具などの工事上の単位)ごとに正しい場所に施工されているかを把握できるため、施工管理を効率的に進められるそうだ。
また、スケジュール機能によりBIMのオブジェクトごとに進捗を「未完了」「対応中」「完了」の3つのステータスに分けて把握可能となるため、施工が計画通りに進んでいるかを自動で検知もできる。

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