駅のトイレ清掃、「匂いセンサー」で効率化 JR東日本子会社などが実証実験
2025年4月16日(水)19時56分 ITmedia NEWS
「匂いセンサー」で清掃が必要なタイミングや箇所を割り出す(出典:三洋化成工業、以下同)
長瀬産業(東京都千代田区)と三洋化成工業(京都市東山区)が事業化した匂いセンサー「FlavoTone」を使用。遠隔からトイレの衛生状況を把握し、清掃が必要なタイミングや箇所を割り出す。
FlavoToneは、プローブと呼ばれる物質に香り成分が吸着することによる電気抵抗の変化で匂いを検知するセンサー。機械学習を用いてAIが様々な匂いの香り分子の組み合わせパターンを判別する。
3社は2024年3月に1カ月間の短期実証実験を実施しており、今回は長期かつ本格導入に向けた検証を行うとしている。