ゲームボーイ/ゲームボーイミクロ風の携帯ゲーム機2モデルがAYANEOから登場! ポータブルGPUボックスも発表

2024年5月19日(日)16時0分 ITmedia PC USER

今回発表された、「AYANEO REMAKE」の新製品

写真を拡大

 AYANEOは5月18日(現地時間)、「AYANEO REMAKE」(アヤネオ リメイク)の新製品として携帯ゲーム機「AYANEO Pocket DMG」「AYANEO Pocket MICRO」、外付けGPUボックス「AYANEO Starship Graphics Dock AG01」、ミニPC「AYANEO Retro Mini PC AM01S」、モバイルバッテリー「AYANEO Retro Power Bank」を発表した。
 いずれも、現時点で詳細な仕様や発売時期などは明かされていない。
●ゲームボーイとゲームボーイミクロに似た携帯ゲーム機が登場
 AYANEO REMAKEは、過去に登場したゲーム機やPCのデザインをオマージュしつつ、現代の技術を使って“アップグレード”していく、文字通り「リメイク」をテーマにしたシリーズだ。これまでにも「AYANEO Slide」や「AYANEO Flip DS」、「AYANEO Retro Mini PC AM01」「AYANEO Retro Mini PC AM02」などが登場している。
 ここでは、明らかになった新モデルを紹介しよう。
AYANEO Pocket DMG
 AYANEO Pocket DMGは、AYANEOとしては初となる縦型の携帯ゲーム機だ。DMGという名称は任天堂の「ゲームボーイ」に付けられた型番の一部だが、本機もゲームボーイからインスパイアされた製品のようだ。
 ディスプレイは3.92型のOLEDで、画面解像度は1240×1080ピクセルとなる。十字キーと4つのボタンはいかにもゲームボーイといった雰囲気だが、本体下部にはアナログスティックとタッチパッドも備えている。また、背面にはショルダーボタンも搭載する。
 SoCにはSnapdragon G3x Gen 2を採用する。CPUコア「Kryo」×8と、GPUコアの「Adreno A32」を組み合わせる。OSについては特に言及がなかったが、AYANEO PocketシリーズはAndroid搭載のゲーム端末なので、AYANEO Pocket DMGも同様だろう。
AYANEO Pocket MICRO
 AYANEO Pocket MICROは、「ゲームボーイミクロ」にインスパイアされた携帯ゲーム機だ。ただ、ゲームボーイミクロほど小さいわけではなく、ディスプレイは3.5型で、画面解像度は960×640ピクセルとなる。同社では、ゲームボーイアドバンスの4倍の解像度だとアピールしている。
 AYANEO Pocket SやAYANEO 2と同様に、ディスプレイとボディーに段差がないボーダレスフルスクリーンデザインを採用しているのも、デザイン上の特徴となっている。なお、本体サイズは約78.1(幅)×160.8(奥行き)×7.8(厚さ)mmのiPhone 14 Pro Maxと同等のようだ。
 SoCには、MediaTek Helio G99(Cortex-A76×6/Cortex-A55×2)を搭載している。
AYANEO Starship Graphics Dock AG01
 AYANEO Starship Graphics Dock AG01は、AYANEO初となる外付けGPUボックスだ。名前の通り、SFに登場する宇宙船をモチーフにしている。
 搭載するGPUは、他社のポータブル外付けGPUボックスと同様にノートPC向けのAMD Radeon RX 7600M XTを備えている。
 インタフェースはDisplayPort 2.0×2、HDMI 2.1×2、OCuLink、USB4、USB 3.2 Gen 2、RJ-45(有線LAN)の各端子を装備しており、ドッキングステーションとしても活用できそうだ。底面にはM.2 SSD(Type 2280)を搭載可能で、ツールフリーでアクセスできるという。
AYANEO Retro Mini PC AM01S
 AYANEO Retro Mini PC AM01Sは、国内では2月に発売された「AYANEO Retro Mini PC AM01」のアップグレードモデルとなる。
 従来のAYANEO Retro Mini PC AM01は、アップルコンピュータ(当時/現Apple)「Macintosh 128K」をオマージュしたボディーデザインが特徴のミニPCだ。ただし、ボディー天面のディスプレイにあたる部分はただの装飾となっていた。新モデルのAYANEO Retro Mini PC AM01Sでは、この部分がフリップ式のスクリーンになっており、PCのパフォーマンスなどを表示できるとのことだ。
 また、CPUにはRyzen 7 8845HS/Ryzen 9 8945HSを搭載する。AM01はRyzen 3 3200U/Ryzen 7 5700Uだったので、大幅なアップデートとなる。
AYANEO Retro Power Bank
 最後のAYANEO Retro Power Bankは、任天堂のスーパーファミコン風デザインを採用した容量1万2000mAhのモバイルバッテリーだ。USB Type-C端子を2基備えており、最大出力は45Wとなる。
 ボディーにはモノクロOLEDを内蔵しており、バッテリー残量や給電している電流/電圧などをリアルタイムで確認できる。

ITmedia PC USER

「携帯」をもっと詳しく

「携帯」のニュース

「携帯」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ