企業が警戒すべきは「AIモデルの盗難」 - デルのCTOが語るAIセキュリティの心得

2024年5月28日(火)5時0分 マイナビニュース

Dell Technologies(デル)の年次カンファレンス「Dell Technologies World 2024」(5月20日〜23日 米ネバダ州開催)は、デルが「AI Edition」と明記するほど“AI推し"だった。カンファレンスの目玉となった「Dell AI Factory」(は、デルが擁するITインフラを核とし、ソフトウェアやプロフェッショナルサービスを包含したAIワークロードに最適な環境を提供するものだ。
カンファレンスの目玉となった「Dell AI Factory」
基調講演では、MetaやHugging Faceといった大規模言語モデル(LLM)や自然言語処理(NLP)ツールを提供する企業のキーパーソンが登壇し、デルとの協業を発表した。
Hugging Faceはデルのインフラ向けにカスタマイズしたLLMを容易に実装できる「Dell Enterprise Hub on Hugging Face」を発表。一方、Metaはデルのインフラ上で「Llama 3」モデルを容易に検証・展開できる詳細情報などを提供していくことを明らかにした。
今後、生成AI活用の有無がビジネスの成長を左右することは間違いない。一方で懸念されるのがセキュリティリスクだ。オープンなエコシステムによる生成AIの活用は、モデルの堅牢性やAPI(Application Programming Interface)セキュリティといった観点から適切なリスク管理が求められる。
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