台風2号「ウーティップ」は今後どう進む
tenki.jp2019年2月26日(火)8時6分
台風2号は午前6時現在、中心気圧は915hPaで「猛烈な」勢力です。動きが遅く、あす(27日)もフィリピンの東でほとんど停滞する見通しです。
今後、勢力はどうなる??
台風2号「ウーティップ」は午前6時現在、フィリピンの東を北北西へゆっくり進んでいます。中心の気圧は915hPaで猛烈な台風です。(2月に台風が猛烈な勢力になるのは、最大風速のデータがある1977年以降で初めてです。)
動きが遅く、あす(27日:水曜)もフィリピンの東でほとんど停滞するでしょう。勢力は少し衰える見通しですが、それでも「強い」勢力であることが予想されます。3月1日(金)頃にかけては西寄りに進み、その後は次第に進路を北寄りに変える見通しです。5日先の予報円は大きく、フィリピン方面へ向かうか、台湾方面へ向かうか、または沖縄方面へ近づいてくるかなど、予報に幅があります。沖縄地方はもちろん、出張や旅行などでフィリピン、台湾方面へ向かう方も最新の情報でご確認ください。なお、沖縄の大東島地方ではあす(27日:水曜)の午後は台風2号からのうねりが入り、波が高くなりそうです。ご注意下さい。
2月21日(木)に吉田友海予報士も書いてありますが(「台風2号 2月では珍しい発達予想」という記事です)現在、気象庁から発表される台風進路予報は5日先までですが、強度予報(中心気圧、最大風速、最大瞬間風速、暴風警戒域等)は3日先までとなっています。3月14日12時以降に発生した台風から、この強度予報も5日先までに延長して発表され、台風の暴風域に入る確率も5日先まで延長されることになりました。これまで以上に、台風への備えを早めにとることが出来るでしょう。
Copyright (C) 日本気象協会 All Rights Reserved.
「台風」をもっと詳しく
「東京のまちづくり(5・6月号)」を発行しました!
台風1号まだ発生なし 4月末まで発生なければ4年ぶり でも油断せず
北海道東部 最大瞬間風速25メートル超えの暴風 台風並みの低気圧の影響いつまで?
「台風」のニュース
-
水害ごみ処理計画、策定は31% 市区町村、環境省まとめ4月18日16時48分
-
『アートボードSウォールTM』が、和歌山県発明賞を受賞!4月12日11時46分
-
山崎武司、パ・リーグで“台風の目になる”と思うチームとは「そんな気がしてならない」4月5日7時0分
-
台湾・台南のクラフトビールがついに日本へ!台風造酒の製品が4月1日より発売3月31日23時16分
-
『不適切にも』古田新太のミュージカルシーン裏話「台風くらいの風が吹いてた」 阿部サダヲが明かす3月23日17時55分
-
JAMSTEC、10年進展がなかった台風の強度予測を向上させるモデルを開発3月18日17時44分
-
【気象キャスターが教える】台風はどこからやってくるのか?2月24日6時0分
-
台風や集中豪雨の予測精度向上に貢献する気象庁様の新スーパーコンピュータが稼動開始2月21日18時16分
-
台風並みの風と気温の急降下 前日から15前後下がった所も 春から冬へ逆戻り2月16日13時54分
-
【無料公開】被災後レジリエンスを高める、国際レスキューナースが教える大事な人の心と身体を護る方法1月15日12時16分