トロロッソ・ホンダF1密着:日本のファンだけでなくホンダ社長の熱い激励にドライバーも奮起
オーストラリアGPへ向かう直前、トロロッソ・ホンダのドライバー2人は、東京・六本木で催されたキックオフイベントに参加。日本のファンから熱いエールをもらった。
今年、初めてF1のフル参戦ドライバーとなったピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレーにとって、オーストラリアGPは初めて臨む開幕戦。だが、メルボルンのパドックでの2人には、そんなことを感じさせない自信が感じられた。
それは日本を出発する前にエールをもらったのは、ファンからだけではなかったからだ。ガスリーはこんなエピソードを語ってくれた。
「イベントの後、ホンダの社長と一緒にランチを食べる機会があった。そこで社長は『全力でサポートするから、君たちも頑張って』と励ましてくれたんだ。F1は開発の競争だから、メルセデス、フェラーリ、ルノーに追いつくためには僕らはそれ以上の開発をしなければならない。ただ、まだ僕らのコラボレーションは始まったばかりだということを考えれば、ここまではいい仕事をしていると思う。方向性は間違っていない」
栃木県にある本田技術研究所『HRDさくら』もオーストラリアGPに向けて、信頼性の確認を行い、万全の体制でパワーユニットを2人に供給する。
「テストの最終日に起きたトラブルは、電気系がらみでちょっと変なデータが出たために止めました。そのデータを精査し、不具合や不適切なところを特定できたので、それをキャリブレーション(正しく調整)し、ダイナモ上で確認して、最適にしたものを持ってきています」と田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターは語る。
田辺TDにとっても、F1の現場は2007年以来、11年ぶりとなる。
「今回は個人的に久しぶりのF1開幕戦になり、身の引き締まる思いです」という田辺TDだが、同時に「チームはこの日のために多くの努力を重ね、シーズン開幕に向けいい準備ができました。いまできるところはすべてやってきたと思います。チーム一丸となってレースに挑みます」といい緊張感に包まれている様子。
開幕戦へ向けた抱負を尋ねられると、地に足をつけて次のように語ってくれた。
「確実にレースを走りきる。それが最初の目標で、第一歩です」
「ホンダ」をもっと詳しく
「ホンダ」のニュース
-
ホンダ、EV投資3兆円減額5月20日18時52分
-
ホンダ、EV投資3兆円減額=需要鈍化で計画見直し5月20日18時47分
-
【巨人】駒田3軍監督「素晴らしいね、素晴らしい」6回無失点の育成2年目右腕を評価…3軍ホンダ戦5月20日17時17分
-
ホンダEV投資3割減 世界で普及遅れ、10兆円が7兆円5月20日15時9分
-
ホンダ、『N-BOX JOY』など3車種の価格を改定。『ZR-V』は一部改良も5月20日13時32分
-
ホンダ勢がトップ3独占。決勝へ向けパロウがトップ、カストロネベスと佐藤琢磨が続く/インディ500プラクティス85月20日10時49分
-
今季はアウディvsホンダ・シビック・タイプRの様相へ。世界戦経験者ブティが初勝利/TCR欧州第2戦5月19日18時6分
-
原爆投稿問題でホンダがスポンサー契約解除を決定 3日前から一転「『人間尊重フィロソフィー』と相容れない」5月19日16時16分
-
坪井翔に“フライング誕生祝い”「そろそろホンダ勢を止めたい」とワンデー開催に意気込み/SF第5戦5月17日17時13分
-
ホンダアクセス『イクフェス ベビー&キッズ2025』に初出展5月16日18時47分
スポーツニュースランキング
-
1副収入は驚異のクリロナ超え! 球界内で高まる大谷翔平のエンゼルスでの6年間への“疑問”「価値を正しく評価しなかった」 ココカラネクスト
-
2小林浩美会長が謝罪「ご迷惑とご心配をおかけしてすみませんでした」 不倫問題で男性キャディーと女子3選手を処分 スポーツ報知
-
3ド軍執念のサヨナラ勝ち!大谷翔平が延長10回「申告敬遠」満塁でスミスが死球で同点 マンシーがサヨナラ犠飛で決めた ココカラネクスト
-
4ド軍指揮官 7回のピンチで球数100球超の山本由伸を続投させた理由説明「その場面で一番良い選択肢」 スポーツニッポン
-
5巨人「トレード補強」はまだ続く?球団OBがプッシュする元ドラ1「大型内野手」...「取れたらとんでもない戦力」 J-CASTニュース