巨人「トレード補強」はまだ続く?球団OBがプッシュする元ドラ1「大型内野手」...「取れたらとんでもない戦力」

2025年5月21日(水)16時44分 J-CASTニュース

プロ野球巨人で投手としてプレーした元大リーガーの高橋尚成氏(50)が、2025年5月20日にユーチューブを更新し、巨人の戦力補強について自身の見解を示した。

左ひじ負傷の岡本の前半戦復帰は絶望的

巨人は、主砲・岡本和真内野手(28)が5月6日の阪神戦で左ひじを痛めて戦線離脱。スポーツ紙の報道によると、岡本は「左肘の靱帯損傷」と診断され、全治は3か月程度で前半戦の復帰は絶望的だという。

チームは岡本に代わる主砲として、ソフトバンクからリチャード内野手(25)を交換トレードで獲得した。

リチャードは移籍後、6試合に出場して2本の本塁打を放ち、持ち前の長打力を発揮している。だが、打率は.158と低迷している。

このような状況の中、高橋氏は、7月末のトレード期限までに、巨人のトレードの可能性があるとし、独自の視点で戦力補強に言及した。

高橋氏が注目したのは、ロッテの安田尚憲内野手(26)だ。

安田は大阪・履正社高校出身で、17年ドラフト会議でロッテから1位で指名を受けて入団。高校通算65本塁打を誇り、身長188センチ、体重100キロの体格から大型内野手として期待された。

プロ入り後は、サードとファーストのポジションを兼任し、20年から23年まで年間100試合以上に出場した。24年は開幕直後にギックリ腰で戦線離脱し、55試合の出場に留まった。プロでは通算33本塁打を記録している。

「90%ないとは思いますけど...」

高橋氏は安田のトレードに関して、「90%ないとは思いますけど」と前置きした上で、次のように持論を展開した。

「去年ケガで苦しんで、今年の4月はほとんど(試合に)出ていない。ちょっと可能性があるのかなと思った。でも最近、スタメンで出場して打率もいい。長打も打てるし、サード、ファーストも守れる。それを考えたらジャイアンツにすごくマッチする。左バッターなので岡本選手の代わりというわけではないが、トレードで取れたらとんでもない戦力になる選手」

そして、トレードで獲得したリチャードと安田を重ね合わせ、こう続けた。

「リチャード選手と一緒で、取ってすぐにスタメンで使えるような選手。今、ロッテがスタメンで使い始めているので、状態が上がり始めているはず。ギックリ腰というのは、1か月もすれば治ってしまう感じだと思う。だから、腰自体のケガは問題ないと思う。(体に)よほどの爆弾がないかぎりは問題ないと思う。そういう面では十分マリーンズで活躍できると思うし、もしも(巨人が)取れたならば、サード、ファーストでしっかりスタメンで活躍できる選手」

岡本が抜けた影響は大きく、離脱後のチームは4勝8敗と大きく負け越している。20日の阪神戦に負け越したことで、勝率5割でリーグ4位だ。

高橋氏は「今、急務なのはサードとファーストを守れる選手」と指摘し、「とくにサードを守れる選手ではないかと思う。(岡本の)右と左は違うと思うが、(投手の)右、左関係なく打ってくれればいい。ジャイアンツにマッチすると思う」と分析した。

J-CASTニュース

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