【世界卓球】伊藤美誠、自身初の女子単メダルに王手! 台湾のエースに“完封”勝利 第2Gは21―19大接戦
2025年5月23日(金)0時54分 スポーツ報知
伊藤美誠
◆卓球 ◇世界選手権個人戦 第6日(22日、カタール・ドーハ=ルサイル・アリーナ)
【ドーハ(カタール)22日=宮下京香】女子シングルス4回戦で、世界ランク9位の伊藤美誠(スターツ)が同11位の鄭怡静(台湾)を4—0(11—8、21—19、11—6、11—9)で退け、8強入りを果たした。自身6度目の世界選手権個人戦で女子シングルス初のメダル獲得に王手をかけた。
1—0の第2ゲームは大接戦となった。ラリーで勢いのある鄭に、強打を打たせながらも、変化を効かせたサーブ、緩急をつけたラリーで応戦。17—18の場面から2連続得点し、19—19からしゃがみ込む体勢からサーブを出して得点。最後はバックで返し、このゲームを取り切った。
日本勢は伊藤のほか、前回大会銅メダルの早田ひな(日本生命)、16歳の張本美和(木下グループ)、21歳の大藤(おおどう)沙月(ミキハウス)の4人が8強入りを果たした。