ビジャレアルMFの声明を受けて…バルベルデのパートナーが悲痛な思いを吐露「胸が張り裂けそう」
サッカーキング2023年4月11日(火)18時14分
バルベルデのパートナーが悲痛な思いを吐露 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのMFフェデリコ・バルベルデのパートナーであるミナ・ボニーノさんが10日、自身のSNSを更新し、同選手とビジャレアルに所属するMFアレックス・バエナとの一連の騒動に対する心境を吐露した。
事の発端は、8日に行われた『レアル・マドリードvsビジャレアル』の試合後、バルベルデがビジャレアルのチームバス駐車エリアで待ち伏せし、バスに乗り込もうとしたバエナを殴打したこと。背景には今年1月に、バルベルデの第2子が流産の危機にあったことに遡り、その後2度に渡って行われた同カードにて、バエナがバルベルデに対して、胎児の流産を揶揄する発言やジェスチャーで挑発行為に及んでいたことがあるという。それを端緒に暴力騒動にまで発展し、バエナは9日に同選手を告訴したことを発表。これにより、今後は刑事事件として捜査されることになっていた。
騒動後からバエナは「試合後に受けた暴行はとても悲しく、僕について言われていることに驚いている。僕がそのようなことを言ったというのは、全くの事実無根だ」と主張するとともに、10日には「彼らは暴力を正当化するために不幸を利用した」と非難する声明を掲載していた。
そのようななかで、ミナ・ボニーノさんは自身の公式Twitterを更新し、一連の騒動に対する悲痛な思いを吐露している。
「1月の初週から最終的な結果が出た2月10日までの間、毎日ベッドで横になって、産まれるかどうかもわからない赤ちゃんを身篭りながらも、人生が続くことを想像してみてください。私の頭の中と、私が耐えなければならなかったことを想像してみてください。そして、それら全てを乗り越えた後に、『あなたは不幸を利用している』と言われることを想像してください。胸が張り裂けそうです。その言葉はどのような打撃よりも痛く、また私は、もう二度と同じような苦痛を味わいたくはないのです」
「私たちはいかなる時も暴力を煽動したことはありません。(相手側が)脅迫を受けたことついては遺憾に思いますし、その事実を受け止めていますが、私自身の手には負えません。あの2カ月間は不安のなかで、自分がどれだけ辛い思いをしたのかを深くは語りません。私は黙っていたいし、この話題には触れたくないのですが、どうかお願いします。私たちが経験した全てのことが終わった後、私たちが不幸を利用したと謂われるのは、とても心が痛みます」
「すべてを見ていて、真実を知っている神がいるから、私たちは冷静です。それでも赤ちゃんが生まれるまでは、私の心に安らぎは訪れませんし、彼らは閉じてもいない傷口を広げようとしてきます。越えてはならない限度というものがあり、フットボールでは全てがうまくいくとは限りません。それは人生にも言えることです。そしてその限度は、誰かが与えることのできる直接的な苦痛と同等のものをもたらします。私はだれかの代弁者ではなく、私自身の痛みを訴えたい。もし今日、声を上げない人がいるとすれば、それは彼らが起こったことを思い出したくないからであり、それどころか、できるだけ早くこの騒動を終わらせたいと願っているからでしょう」
「家族は常に他の何よりも優先されます。そしていつも言っていますが、フットボールは最も重要なもののなかで、最も重要ではないものです。私たちにとっての報酬は、無事に出産を迎えることであり、このような状況を利用することでは決してありません。ご理解のほどお願いいたします」
なお、胎児はミナさんの胎内で順調に育っていたことが今年2月に判明。3月23日にはミナさんが大きくなったお腹の写真を自身のInstagramに投稿していた。
事の発端は、8日に行われた『レアル・マドリードvsビジャレアル』の試合後、バルベルデがビジャレアルのチームバス駐車エリアで待ち伏せし、バスに乗り込もうとしたバエナを殴打したこと。背景には今年1月に、バルベルデの第2子が流産の危機にあったことに遡り、その後2度に渡って行われた同カードにて、バエナがバルベルデに対して、胎児の流産を揶揄する発言やジェスチャーで挑発行為に及んでいたことがあるという。それを端緒に暴力騒動にまで発展し、バエナは9日に同選手を告訴したことを発表。これにより、今後は刑事事件として捜査されることになっていた。
騒動後からバエナは「試合後に受けた暴行はとても悲しく、僕について言われていることに驚いている。僕がそのようなことを言ったというのは、全くの事実無根だ」と主張するとともに、10日には「彼らは暴力を正当化するために不幸を利用した」と非難する声明を掲載していた。
そのようななかで、ミナ・ボニーノさんは自身の公式Twitterを更新し、一連の騒動に対する悲痛な思いを吐露している。
「1月の初週から最終的な結果が出た2月10日までの間、毎日ベッドで横になって、産まれるかどうかもわからない赤ちゃんを身篭りながらも、人生が続くことを想像してみてください。私の頭の中と、私が耐えなければならなかったことを想像してみてください。そして、それら全てを乗り越えた後に、『あなたは不幸を利用している』と言われることを想像してください。胸が張り裂けそうです。その言葉はどのような打撃よりも痛く、また私は、もう二度と同じような苦痛を味わいたくはないのです」
「私たちはいかなる時も暴力を煽動したことはありません。(相手側が)脅迫を受けたことついては遺憾に思いますし、その事実を受け止めていますが、私自身の手には負えません。あの2カ月間は不安のなかで、自分がどれだけ辛い思いをしたのかを深くは語りません。私は黙っていたいし、この話題には触れたくないのですが、どうかお願いします。私たちが経験した全てのことが終わった後、私たちが不幸を利用したと謂われるのは、とても心が痛みます」
「すべてを見ていて、真実を知っている神がいるから、私たちは冷静です。それでも赤ちゃんが生まれるまでは、私の心に安らぎは訪れませんし、彼らは閉じてもいない傷口を広げようとしてきます。越えてはならない限度というものがあり、フットボールでは全てがうまくいくとは限りません。それは人生にも言えることです。そしてその限度は、誰かが与えることのできる直接的な苦痛と同等のものをもたらします。私はだれかの代弁者ではなく、私自身の痛みを訴えたい。もし今日、声を上げない人がいるとすれば、それは彼らが起こったことを思い出したくないからであり、それどころか、できるだけ早くこの騒動を終わらせたいと願っているからでしょう」
「家族は常に他の何よりも優先されます。そしていつも言っていますが、フットボールは最も重要なもののなかで、最も重要ではないものです。私たちにとっての報酬は、無事に出産を迎えることであり、このような状況を利用することでは決してありません。ご理解のほどお願いいたします」
なお、胎児はミナさんの胎内で順調に育っていたことが今年2月に判明。3月23日にはミナさんが大きくなったお腹の写真を自身のInstagramに投稿していた。
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「レアル」をもっと詳しく
「レアル」のニュース
-
レアル指揮官が決勝で敗北後に心境を吐露「勝利に近づいたが……」4月27日22時10分
-
リーグ無敗優勝逃したPSG、ファビアン売却でレアルMFカマビンガに興味?4月27日19時15分
-
レアル奪還ならず 試合前から審判批判を展開...リュディガーが主審に氷投げつける暴挙で一発レッド4月27日11時24分
-
バルセロナ3冠へまず国王杯制覇!延長後半クンデ決勝弾でレアルに激勝 4季ぶり最多32回目V4月27日8時51分
-
激闘のコパ・デル・レイ決勝は延長戦でバルサに軍配! レアルを破り4年ぶり32度目の戴冠4月27日7時55分
-
アトレティコ、審判団批判のレアルを非難「スペインサッカーのイメージを傷つけるのはやめて」4月26日12時26分
-
国王杯出場を明言も…レアル、審判団への不満を強調「敵意と憎悪が示された」4月26日9時31分
-
マンU、ビジャレアルMFバエナに興味?創造性などを評価4月26日8時15分
-
レアルが国王杯決勝に向けたメンバーを発表! CL準々決勝で負傷のエンバぺが復帰を果たす4月26日0時58分
-
レアルと争奪戦の可能性も…アーセナル、ソシエダMFスビメンディの今夏獲得に自信か4月25日15時22分