フェルスタッペン、チームの11連勝の記録を喜ぶ一方「さらなる改善が必要」と警告:レッドブル/F1第11戦決勝
2023年F1イギリスGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、6連勝を達成、今季8勝目を挙げた。セルジオ・ペレスは6位だった。
今回の勝利で、レッドブルは、マクラーレン・ホンダが1988年に達成した11連勝の記録に並んだ。さらに、6連勝を挙げたドライバーは史上5人目となる。
フェルスタッペンはスタートでランド・ノリス(マクラーレン)に抜かれて2番手に落ちたが、5周目に首位を取り戻した。レース半ば過ぎにバーチャルセーフティカー/セーフティカーが導入され、多数のドライバーがピットイン。フェルスタッペンもそのタイミングで33周目にミディアムからソフトに履き替え、ノリスを寄せ付けずにトップでチェッカーを受けた。
15番グリッドからスタートしたペレスは、1周目にポジションをひとつ落とした後、翌周から着実に順位を上げていき、8番手走行中の26周目にピットイン。その後のセーフティカーの際にはステイアウトし、リスタート時には再び8番手に。その後、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)をオーバーテイクし、6位を獲得した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(52周/52周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
ここでまた勝つことができて、とてもうれしい。チームが11連勝を飾ったことは、信じられないようなすごいことだよ。チームの全員が誇りに思っていい。
でも、今日のレースは簡単ではなかった。僕のスタートが悪かったことで、ファンにとってはエキサイティングな展開になったと思うが、この点を改善するために調査する必要がある。
ランドとオスカー(・ピアストリ)は序盤、とてつもなく速かった。前に出てギャップを拡大し始めるのに、数周かかってしまった。
背後のライバルたちは努力してギャップを縮めてきているから、僕たちももう少しパフォーマンスを見つける必要がある。でも全体的に見て、チームが勝利したことはとてもよかった。この好調さをブダペストでも維持したい。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位(52周/52周)
15番グリッド/タイヤ:ミディアム→ソフト
今日は全力を尽くした。本当はもっと上の順位を期待していたんだけどね。スタートが悪く、エステバン・オコン(アルピーヌ)の後ろに引っかかってワイドにならざるを得ず、いくつかポジションを落とした。その後、徐々に挽回し、いくつか順位をとりもどした。でも集団を抜けていくのに、思っていたよりも時間がかかった。さらに、セーフティカー出動の数周前にピットストップを済ませていたのはついてなかったと思う。
明日はシミュレーターでチームと共に作業をする予定だ。改善できることについていくつかアイデアがあり、この作業は問題を解決するのに役立つと確信している。
チームから全面的なサポートを受けている。僕は精神的にとても強いし、今の問題を克服してシーズンを好転させることができるのは分かっている。ペースはあるから、自分のいるべき位置に戻ることはできる。調子を取り戻してハンガリーで戦うのが楽しみだ。
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