シルバやケイン、S・ロベルトら…クラブ在籍10年目を迎えた選手たち
サッカーキング2019年8月12日(月)17時56分
クラブ在籍10年目を迎えた選手たち [写真]=Getty Images
プレミアリーグとリーグ・アンを皮切りに、欧州5大リーグの2019-20シーズンが幕を開けた。新たなシーズンを新天地で迎える選手もいれば、同じクラブで変わらずプレーし続ける選手も存在する。そこで今回は、今季で在籍10年目という節目のシーズンを迎えた選手たちを紹介しよう。
※下部組織出身選手については、トップチームでデビューを飾ったシーズン、またはトップチーム昇格を果たしたシーズンを在籍1年目としてカウントする。なお、在籍年数はレンタル移籍期間も含むこととする。
写真=ゲッティイメージズ
■ダビド・シルバ(マンチェスター・C)
2010年夏にバレンシアから加入。華麗なドリブルやパスによって攻撃陣を牽引し続け、これまでに4度のプレミアリーグ制覇、2度のFAカップ優勝を味わってきた。今季開幕前には、ヴァンサン・コンパニに代わる新キャプテンに就任。2019-20シーズン限りでの退団を明言しており、マンCラストイヤーで有終の美を目指す。
■ハリー・ケイン(トッテナム)
トッテナムの下部組織出身で、2010年夏にトップチームに昇格。その後3度のレンタル移籍を経て2014年からレギュラーに定着すると、2015-16、2016-17シーズンと2年連続でプレミアリーグ得点王に輝くなど、不動のエースとして君臨している。昨季はクラブ史上初となる欧州制覇を目前で逃しただけに、トップ昇格10年目となった今季に懸ける思いは一層強くなっているはずだ。
■クリス・スモーリング(マンチェスター・U)
2010年夏にフルアムから加入して以降、公式戦300試合以上に出場しているチーム最古参。ネマニャ・ヴィディッチやリオ・ファーディナンドの後継者として期待を集めていたが、近年は軽率なミスから失点に絡むシーンが目立ち、評価を落としている。2017年を最後にイングランド代表からも遠ざかっており、30歳を迎える今季は勝負の1年となりそうだ。
■トロイ・ディーニー(ワトフォード)
2010年8月、当時イングランド2部に所属していたワトフォードに加入。傷害罪で逮捕されたこともある“前科者”だが、3シーズン連続でリーグ戦20得点以上を挙げてプレミアリーグ昇格の原動力となり、今ではチームのキャプテンも務める。昨季はつま先を骨折しながら試合に出場したことが話題となった。今季もリーグ屈指のタフガイから目が離せない。
■マット・ドハーティ(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)
2010年の加入後、2度のレンタル移籍を余儀なくされたが、2015-16シーズンにはファンと選手それぞれが選ぶクラブ年間最優秀選手賞を受賞。昨季はリーグ戦全38試合に出場し、プレミアリーグ昇格1年目ながら7位と躍進したチームの中心選手として活躍した。中国企業による2016年のクラブ買収以降に加入した選手が大半を占めるなか、2013-14シーズンの3部リーグ時代を知る貴重な存在でもある。
■ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード)
11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団して以降、“エル・ブランコ”一筋を貫く純カンテラ出身選手。今夏は放出候補にも名前が挙がったが、愛着あるクラブで10年目のシーズンを迎えることになりそうだ。最終ラインのすべてのポジションでプレーできる万能性は唯一無二。覇権奪還を狙うレアルで重要な役割を担っていくだろう。
■セルジ・ロベルト(バルセロナ)
ナチョ同様、14歳でのバルセロナ入団からクラブ一筋を貫く生え抜きプレーヤー。2010年11月のトップチームデビュー当時は「ネクスト・イニエスタ」と称されたが、ルイス・エンリケ前監督によって右サイドバックのレギュラーに上り詰めると、チームに不可欠な存在となった。プライベートでは第一子の誕生を控えており、“パパ”としての活躍にも期待だ。
■ウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント)
2010年の夏にヘルタ・ベルリンから加入して以降、右サイドバックの絶対的なレギュラーとしてブンデスリーガ連覇や2度のDFBポカール優勝に貢献してきた。現行契約が満了する2020年6月で現役を退く意向を示していたが、7月中旬のインタビューでは「来年引退するとは断言したくない」とコメント。契約延長の可能性もゼロではなく、在籍10年目となる今季のパフォーマンスが自身の去就に大きな影響を与えることになりそうだ。
■アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
ローマ生まれ、ローマ育ちのフロレンツィは、2011年5月のセリエAでトップチームデビューを果たした。本来はセントラルMFながら近年は右サイドバックや左右のウイングでプレーし、ポジションを問わずに高いパフォーマンスを見せ続けている。ダニエレ・デ・ロッシの退団に伴い、今季から新キャプテンに就任。フランチェスコ・トッティ、デ・ロッシと続いてきた“ローマ人主将”の後継者として10年目のシーズンを迎える。
■アンドレア・ラノッキア(インテル)
2メートル近い長身とスピードを兼ね備えたセンターバックとして将来を嘱望され、2011年1月にジェノアからインテルへ加入。同時期にインテルに加わった長友佑都との共闘を覚えているファンも少なくないだろう。しかしながら、近年は定位置を失い、2016、2017年と2度のレンタル移籍を経験。今季もウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが加入したことでレギュラー争いはし烈を極めるが、コンテ新体制の下で復活をアピールしたいところだ。
(記事/Footmedia)
※下部組織出身選手については、トップチームでデビューを飾ったシーズン、またはトップチーム昇格を果たしたシーズンを在籍1年目としてカウントする。なお、在籍年数はレンタル移籍期間も含むこととする。
写真=ゲッティイメージズ
■ダビド・シルバ(マンチェスター・C)
2010年夏にバレンシアから加入。華麗なドリブルやパスによって攻撃陣を牽引し続け、これまでに4度のプレミアリーグ制覇、2度のFAカップ優勝を味わってきた。今季開幕前には、ヴァンサン・コンパニに代わる新キャプテンに就任。2019-20シーズン限りでの退団を明言しており、マンCラストイヤーで有終の美を目指す。
■ハリー・ケイン(トッテナム)
トッテナムの下部組織出身で、2010年夏にトップチームに昇格。その後3度のレンタル移籍を経て2014年からレギュラーに定着すると、2015-16、2016-17シーズンと2年連続でプレミアリーグ得点王に輝くなど、不動のエースとして君臨している。昨季はクラブ史上初となる欧州制覇を目前で逃しただけに、トップ昇格10年目となった今季に懸ける思いは一層強くなっているはずだ。
■クリス・スモーリング(マンチェスター・U)
2010年夏にフルアムから加入して以降、公式戦300試合以上に出場しているチーム最古参。ネマニャ・ヴィディッチやリオ・ファーディナンドの後継者として期待を集めていたが、近年は軽率なミスから失点に絡むシーンが目立ち、評価を落としている。2017年を最後にイングランド代表からも遠ざかっており、30歳を迎える今季は勝負の1年となりそうだ。
■トロイ・ディーニー(ワトフォード)
2010年8月、当時イングランド2部に所属していたワトフォードに加入。傷害罪で逮捕されたこともある“前科者”だが、3シーズン連続でリーグ戦20得点以上を挙げてプレミアリーグ昇格の原動力となり、今ではチームのキャプテンも務める。昨季はつま先を骨折しながら試合に出場したことが話題となった。今季もリーグ屈指のタフガイから目が離せない。
■マット・ドハーティ(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)
2010年の加入後、2度のレンタル移籍を余儀なくされたが、2015-16シーズンにはファンと選手それぞれが選ぶクラブ年間最優秀選手賞を受賞。昨季はリーグ戦全38試合に出場し、プレミアリーグ昇格1年目ながら7位と躍進したチームの中心選手として活躍した。中国企業による2016年のクラブ買収以降に加入した選手が大半を占めるなか、2013-14シーズンの3部リーグ時代を知る貴重な存在でもある。
■ナチョ・フェルナンデス(レアル・マドリード)
11歳でレアル・マドリードの下部組織に入団して以降、“エル・ブランコ”一筋を貫く純カンテラ出身選手。今夏は放出候補にも名前が挙がったが、愛着あるクラブで10年目のシーズンを迎えることになりそうだ。最終ラインのすべてのポジションでプレーできる万能性は唯一無二。覇権奪還を狙うレアルで重要な役割を担っていくだろう。
■セルジ・ロベルト(バルセロナ)
ナチョ同様、14歳でのバルセロナ入団からクラブ一筋を貫く生え抜きプレーヤー。2010年11月のトップチームデビュー当時は「ネクスト・イニエスタ」と称されたが、ルイス・エンリケ前監督によって右サイドバックのレギュラーに上り詰めると、チームに不可欠な存在となった。プライベートでは第一子の誕生を控えており、“パパ”としての活躍にも期待だ。
■ウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント)
2010年の夏にヘルタ・ベルリンから加入して以降、右サイドバックの絶対的なレギュラーとしてブンデスリーガ連覇や2度のDFBポカール優勝に貢献してきた。現行契約が満了する2020年6月で現役を退く意向を示していたが、7月中旬のインタビューでは「来年引退するとは断言したくない」とコメント。契約延長の可能性もゼロではなく、在籍10年目となる今季のパフォーマンスが自身の去就に大きな影響を与えることになりそうだ。
■アレッサンドロ・フロレンツィ(ローマ)
ローマ生まれ、ローマ育ちのフロレンツィは、2011年5月のセリエAでトップチームデビューを果たした。本来はセントラルMFながら近年は右サイドバックや左右のウイングでプレーし、ポジションを問わずに高いパフォーマンスを見せ続けている。ダニエレ・デ・ロッシの退団に伴い、今季から新キャプテンに就任。フランチェスコ・トッティ、デ・ロッシと続いてきた“ローマ人主将”の後継者として10年目のシーズンを迎える。
■アンドレア・ラノッキア(インテル)
2メートル近い長身とスピードを兼ね備えたセンターバックとして将来を嘱望され、2011年1月にジェノアからインテルへ加入。同時期にインテルに加わった長友佑都との共闘を覚えているファンも少なくないだろう。しかしながら、近年は定位置を失い、2016、2017年と2度のレンタル移籍を経験。今季もウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンが加入したことでレギュラー争いはし烈を極めるが、コンテ新体制の下で復活をアピールしたいところだ。
(記事/Footmedia)
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