モナコ、最終盤に被弾しロリアンと痛恨ドロー…南野拓実は惜しいシュート放つも不発

2024年3月18日(月)1時3分 サッカーキング

モナコとロリアンの一戦は2-2のドロー決着 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 リーグ・アン第26節が17日に行われ、モナコとロリアンが対戦した。

 ここまでリーグ戦25試合を消化し、13勝6分6敗の成績で3位につけているモナコ。前節はストラスブールとの接戦を制し、2位ブレストとのポイント差を「1」まで縮めることに成功した。今節は15位に低迷するロリアンを本拠地に迎えての一戦。リーグ戦でここまで6ゴール5アシストをマークしている日本代表FW南野拓実は、6試合連続でスタメンに名を連ねた。

 開始から僅か35秒でスコアが動く。敵陣右サイド深くでスローインを得たロリアンは、ボックス内右に抜け出したモハメド・バンバが角度のないところから右足を振り抜き、強烈なシュートが左ポストを直撃。跳ね返ったボールがウィルフリード・シンゴに当たり、オウンゴールで先制に成功する。出鼻を挫かれたモナコは10分、バイタルエリア中央で縦パスを引き出した南野が、巧みなターンからシュートまで持ち込むも、DFのブロックに阻まれた。

 15分、右のニアゾーンを取った南野が、シンゴからの斜めのスルーパスを受けてシュートを放つも、これは惜しくも右ポスト直撃。20分には右CKにギジェルモ・マリパンが頭で合わせ、最後はウィサム・ベン・イェデルが詰めたが枠を僅かに外れた。迎えた27分、シンゴが右からアーリークロスを送ると、DFがGKへのバックパスを試みたボールがそのままネットを揺らし、試合は振り出しに戻る。

 その後は拮抗した展開が続く。ロリアンは45分、縦への速い攻撃からアイマン・カリがボックス内左へ抜け出しシュートを放つも、モナコのGKラドスワフ・マイェツキが好セーブ。チャンスを生かせず、前半は1−1で終了した。

 後半開始早々の48分、ボックス手前中央でボールを収めたユスフ・フォファナが右へ展開すると、これを受けたベン・イェデルが至近距離から強烈なシュートを放つ。これはGKの好セーブに阻まれるも、その後もボール保持率でロリアンを上回り、押し気味に試合を進めていく。すると60分、アレクサンドル・ゴロヴィンが右から上げたクロスにフォファナが打点の高いヘディングで合わせ、逆転に成功した。

 リードを奪ったモナコは南野やマグネス・アクリウシェにチャンスが訪れるも、フィニッシュの精度を欠き、ネットを揺らすまでには至らない。その後、76分に南野が途中交代でピッチを去ると、81分にはデニス・ザカリアにこの日2枚目のイエローカードが提示され退場に。数的不利となったモナコはロリアンに何度かチャンスを作られるも、GKマイェツキを中心とした守備で同点ゴールを与えない。

 89分にはロリアンにも退場者が出て10人対10人の戦いに。90+5分、ロリアンは右からのクロスにティエムエ・バカヨコが頭で合わせ、土壇場で同点に追いつく。試合はこのまま2−2で終了し、モナコは2位浮上のチャンスを逃した。次節、モナコは30日にアウェイでメスと、ロリアンは31日にアウェイでブレストと対戦する。

【スコア】
モナコ 2−2 ロリアン

【得点者】
0−1 1分 ウィルフリード・シンゴ(オウンゴール/ロリアン)
1−1 27分 イボン・ランドリー・ムボゴ(オウンゴール/モナコ)
2−1 60分 ユスフ・フォファナ(モナコ)
2−2 90+5分 ティエムエ・バカヨコ(ロリアン)


【動画】南野拓実は好機演出もノーゴール…

サッカーキング

「モナコ」をもっと詳しく

「モナコ」のニュース

「モナコ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ