2024年F1第22戦ラスベガスGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(2)
2024年F1第22戦ラスベガスGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=5位(50周/50周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
今日ここでタイトルを獲得することができて、信じられない気分だ。チャンピオンシップを制したことを本当に誇りに思う。
今年は本当に大変な年だった。チームとしてすべてに対処できたことを誇らしく思う。
力強い形でシーズンをスタートしたけれど、その後は厳しい状況になった。でも僕たちは決して諦めるつもりはなく、できる限り最高の結果を出し、ほとんどミスをしなかった。それがタイトルを獲得するために必要なことなんだ。
チームとして団結し、懸命に反撃し、より強くなって戻ってきた。自分たちが達成したことに関して、皆を心から誇りに思う。それから、今シーズン協力し合って仕事をしてきたことについて、自分自身も誇らしい。
今日は冷静さを保って、一台一台を追い抜いて行った。粘り強く自分のレースをするよう心がけ、それがうまくいった。
チャンピオンシップでの勝利は毎回異なっている。だからこそ、特別なのであり、僕たちにとって本当に大きな意味を持つんだ。
僕たちは今、4度目のワールドタイトル獲得を祝っている。このチームの一員であることを本当に誇りに思うよ。まさに『シンプリー・ラブリー(Simply Lovely/本当に最高)』だ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位(50周/50周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
スターティンググリッドと同じ位置でレースをフィニッシュした。そう言うとあまりエキサイティングではなさそうだけど、細かい部分に目を向けるといろいろなことがあったんだ。ミディアムを履いた最初のスティントでは、残念ながらフロントのデグラデーションが大きかったが、ハードはよく機能してくれて挽回することができた。
マックス(・フェルスタッペン)に心からおめでとうと言いたい。彼はこの選手権タイトルに相応しい。マックスは驚くべきシーズンを送り、常に最善の結果を確保してきたことが報われた。僕らの来年に向けてのモチベーションは、これで一層高まった。来季は彼にもっと強いプレッシャーをかけられるようになりたいと思う。
マクラーレンより上位でシーズンを終えるために、最後の2戦では全力でプッシュするつもりだ。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=3位(50周/50周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
今日のメルセデス勢のペースを考えれば、チームとして最大限のポイントを確保できたと思う。そして、2度目のストップの時にピットエントリーでのドタバタがなかったとしても、ルイス(・ハミルトン)の前にはとどまれなかっただろうね。プラクティスの時の様子から見て、もっと競争力があると予想していたのだが、レースではタイヤのグレイニングがひどくて苦戦した。
コンストラクターズ争いの決着を最終戦まで持ち越すことを目指して、残りの2戦も戦い続けるよ。さあ、次はカタールだ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(50周/50周)
10番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
チームのことを思うと、本当にうれしい結果だ。今週末、ワンツーを獲得できたのは、全員が並外れた仕事をした結果だ。マシンは最初から最後まで力強く、本当にレースを楽しめた。すごく後ろの方から上位にポジションを上げていくのは、最高の気分だった。
昨日の予選で本来のポジションを確保できていれば、今日は勝てたと思うので、少し複雑な気持ちでもある。とはいえ、レースの前には2位でフィニッシュできるとは思っていなかったから、とてもうれしいよ。
素晴らしい走りで優勝したジョージにおめでとうと言いたい。そして、今日、タイトルを獲得したマックス(・フェルスタッペン/レッドブル)もおめでとう。彼は1年間、素晴らしい仕事をしてきた。チャンピオンにふさわしいよ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=1位(50周/50周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
ラスベガスで勝てるなんて信じられない気分だ。とてもうれしいし、チームには本当に感謝している。レース全体を通してペースが素晴らしくて、余裕をもってリードすることができた。セーフティカー出動など、何かが起こるかもしれないとずっと考えていたけれど、結局何も起こらなかった。
ポールポジションを獲得し、ほぼ全周をリードして、ワンツー・フィニッシュを飾ったなんて、ほとんど完璧な週末だ。ルイスと一緒に表彰台に上がることができて、最高だった。彼は10番手から素晴らしいレースをして、追い上げてきた。これ以上のことは望めない。
今夜、ラスベガスを発つ予定だったけれど、中止するよ。チームの皆と今夜楽しむことにする。月曜日になったら、じっくりデータを調べて、今週末の僕たちがなぜこれほど速かったのかを調べるつもりだ。それがカタールとアブダビでのシーズン最後の2戦に臨む上で、役立つことを願っている。
最後に、4度目のタイトルを獲得したマックス(・フェルスタッペン)におめでとうと言いたい。彼はチャンピオンにふさわしい。一年を通して信じられないほどのレベルで走り続けた。2025年に他の全員が彼のことを追いかけるよ。
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