「賞味期限」があるポスター、敦賀駅で掲示中 特産品「おぼろ昆布」の原料使い地元文化と魅力伝える
2024年3月16日に北陸新幹線の新たな終点になった敦賀(福井県敦賀市)。その特産品のひとつに「おぼろ昆布」がある。
この地はかつて、北前船が北海道から運んできた昆布の一大集荷地で、その加工技術が発達。今でも手すきおぼろ昆布の全国シェア約80%を誇るという。
そんな敦賀の歴史と食文化をアピールするため、敦賀駅交流施設「オルパーク」には今、こんなポスターが掲示されている。
「氣比神社」の鳥居、「気比の松原」の松、「敦賀ふぐ」や駅前に屋台が並ぶ「敦賀ラーメン」、夏の風物詩「とうろう流し」に秋の「敦賀まつり」......。
敦賀を象徴するスポットや食、行事を表すアイコンと、北陸新幹線の車両をデザインに入れ込んだ「敦賀」の文字が白色で、黒い背景の上に描かれている。
......の、だが。ちょっと、紙の形が変じゃない? どうしてこんなにガタガタなの?
その答えは、先ほど出てきた「昆布」。実はこのポスター、名産・おぼろ昆布の原材料「真昆布」を台紙に使っているのだ!
「賞味期限」のあるポスターとは
驚きなのはそのサイズ! ポスター横に立っている女性と比較すると、その大きさが分かるだろう。
真昆布を複数つなぎ合わせて、縦約119センチ・横約84センチの大きなポスターに仕立て上げている。
そして、ポスター横に立てられている解説板には、気になる情報が書かれていた。
「賞味期限...令和六年三月三〇日」
賞味期限......とは......? Jタウンネット記者は27日、敦賀市に話を聞いた。
ポスターの賞味期限とは何か。記者の問いに、敦賀市観光部新幹線誘客課は次のように答える。
「昆布ポスター自体が本物の昆布なので劣化の可能性もあり、年度を期限に設定し賞味期限にしました」
なるほど、「キレイにポスターを楽しめる期限」といったところだろうか。
では、期限が切れたら片づけられるのかというと、「4月中旬ごろまでは現在の場所に設置を予定しています」とのこと。
「賞味期限」が切れても「消費期限」はもうちょっとだけ続くらしい。
「昆布」をもっと詳しく
BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪
「昆布」のニュース
-
【新玉ねぎは丸ごとコレ!】美味すぎて無限にイケる。簡単ジューシーな新玉ねぎのチヂミレシピ5月9日18時19分
-
創業120年の京都老舗昆布専門店 「五辻の昆布」 が作る 「 昆布屋の昆布水つけ麺 」 2024年5月1日から1日30杯限定で提供5月2日17時46分
-
冷やしお出汁スパゲティ「がごめ昆布出汁の冷製たらこスパゲティ」東京たらこスパゲティに新登場4月24日10時46分
-
能登半島地震で行き場のなくなった七尾産の魚を活用し被災地支援に 富山の昆布じめ会社が、震災復興支援セットを4月8日販売開始4月10日11時0分
-
【セブンイレブン新商品】寝かせ玄米@を使用した「玄米おむすび 塩昆布チーズ」が新発売。蔵前の行列店「YUWAERU本店」の寝かせ玄米(R)の味をおむすびに4月9日17時46分
-
『美味しんぼ』にも登場! 大阪の出汁文化を支える明治36年創業の昆布店『こんぶ土居』で買うべき2品とは4月7日17時0分
-
福井県敦賀市が本物の昆布でポスター 観光イラスト描き、新幹線開業PR4月2日8時0分
-
【センス良すぎ!】昆布がメガネの形になる梅昆布茶が話題 - 「欲しい!」「メガネが多い我が家にぴったり」の声4月1日16時7分
-
「賞味期限」があるポスター、敦賀駅で掲示中 特産品「おぼろ昆布」の原料使い地元文化と魅力伝える3月30日20時0分
-
カルビー最薄ポテトチップスの「しお味」がリニューアル! 粒度の異なる2種類の塩と昆布の旨みをかけあわせた『シンポテト 絶品しお味』3月13日16時47分