久しぶりにサイゼに行ったらサラダのトマトがミニトマトになり、フィセルが消えた…だと…? → トータルではけっこう良かった
ロケットニュース242024年5月16日(木)13時0分
ここ最近、プライベートのサイゼ利用ではエスプレッソRTAをキメるばかりで、ほとんど食事をしなくなっていた。
久しぶりに埼玉の自宅近くのサイゼへ食事をしに向かったところ……は? サラダのトマトがミニトマトになってるんだが? しかもフィセルとプチフォッカも消えている。
・埼玉
おいおいおい、聞いてないぞこんなの。サラダにトマトは必須だろう? ミニトマトじゃあトマトの代わりにならねぇって!!
いやまて。サイゼともあろうものが、それをわかっていないはずはない。もしかしたらトマト価格の圧倒的な暴騰が起きており、価格を変えないための措置かもしれない。
そう思ったが、別にトマトの価格が特別高くなったというようなニュースは聞かない。近所のスーパーでもトマトの価格は平年並みだ。
サイゼ公式HPのグランドメニューの “中部以東” 用メニューでも、サラダのトマトは普通のトマトのままである。
しかし目の前にある店舗のメニューでは、どう見てもミニトマトに……ん? ちょっと待てよ。公式HPのメニュー一覧に違和感がある。深く考えず “中部以東” を見ていたが……埼玉専用メニューがあるだと?
そして、冒頭で述べた通りここは埼玉だ。関東で埼玉だけ別メニューなんてことあるのかよ。物流の問題で四国とかが別になるパターンはわかるが……いやまあ、やっぱ埼玉だからか?
私が確認した時点(2024年5月8日)では、他の地域のメニューのトマトは全てノーマルトマトのまま。対して埼玉専用メニューではしっかりミニトマトだった。
・悲報寄り
ミニトマトは確かにトマト味ではあるが、カットしたノーマルトマトとミニトマトでは、料理に及ぼす風味の影響が異なる。ミニトマトは局地的にしかトマト味がしないのに対し、カットしたノーマルトマトの風味は料理全体にいきわたりやすい。
食感など全く別物だ。サイゼのサラダにノーマルトマトは不可欠だと私は考えているが……まあ、試さずに結論を出すのはよくないだろう。
ということでオーダー。ちなみにドレッシングは視覚的な美しさを考慮し、透明なオリーブ&ビネガーに変更した。
ミニトマトは2個入っているもよう。
食べてみると、まあ、やはりこう、サラダ全体からトマト風味が消えたことによる空虚感がある。ミニトマトもこれはこれで良さがあるが、個人的には従来の、他の全てのエリアで提供されているノーマルトマト版の方が好きだ。
あとヘタのわずらわしさがスマートじゃない。
・フォッカチオ
次は消えたフィセルとプチフォッカだ。公式HPの地域別メニューを見る限り、5月13日時点では中部以東と近畿以西のどちらでも、フィセルとプチフォッカが提供されている。
埼玉も2月21日のグランドメニュー改定時にはそうだったのだが、いつの間にか消えていた。
代わりに提供されているのがフォッカチオ。ノーマル(150円)、ガーリック(200円)、シナモン(200円)の3種がある。
シナモンVerは単品の他に、ジェラートとのセット(450円)もあるもよう。
全て試してジャッジするしかあるまい。
フォッカチオのサイズはこんな感じ。
まずはジェラートセットから。食べてみると、こいつの優秀さは瞬時に確信できた。このフォッカチオ、私は初めて食べたのだが、ふっかふかに柔らかくて美味いぞ!
ヤケクソ気味に大量にかけられたシナモンパウダーとジェラート、そして温かく柔らかいフォッカチオが合わさるウマさはガチだ! かつての(他の地域では現行の)プチフォッカ4つとのセットも良かったが、こちらの方が柔らかい気がする。
恐らくフォッカチオにおいて最も固い部分であろう表層の面積が、フォッカチオ1つの方がプチフォッカ4つより狭いからではなかろうか。味については似たようなもん。
他人とシェアするならプチフォッカセットの方が良かっただろうが、1人で食うならデカいフォッカチオの方が優れている可能性もある。デカいので、中の空洞にジェラートをたくさん詰め込むことも可能だ。
通常のフォッカチオとガーリックフォッカチオも、風味的にはミニフィセルとガーリックトーストのそれと大差ない。最大の違いは、フォッカチオがデフォルトで内部に広めな空洞を持つという機能面だと感じた。
つまりミニフィセルよりも、フォッカチオの方がオリジナルのサンドイッチ的なものを作りやすいということだ。これは色々とやれそうな気がする。
ということで、久しぶりにサイゼに行ったら、なぜか埼玉だけサラダのトマトがミニトマトになり、フィセルとプチフォッカが消えてフォッカチオになっていた件。
ぶっちゃけ当初は埼玉の完全敗北だと思っていた。サイゼに “おま国(お前の国には売らねぇという意味のスラング)” ならぬ “おま県” された可能性すら疑ってしまった。
いや、サラダに限っては残念な気持ちを禁じえない。しかしこのフォッカチオはサラダのマイナスを補い、ややプラスにする程度の良さを持っている気がする。
なぜ埼玉だけなのか、もしや埼玉はサイゼにとって実験場なのか……疑問は残るが、トータルではそんなに悪くない限定仕様だ。それではさっそく、このフォッカチオで色々と試してみるとしよう。
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る
久しぶりに埼玉の自宅近くのサイゼへ食事をしに向かったところ……は? サラダのトマトがミニトマトになってるんだが? しかもフィセルとプチフォッカも消えている。
・埼玉
おいおいおい、聞いてないぞこんなの。サラダにトマトは必須だろう? ミニトマトじゃあトマトの代わりにならねぇって!!
いやまて。サイゼともあろうものが、それをわかっていないはずはない。もしかしたらトマト価格の圧倒的な暴騰が起きており、価格を変えないための措置かもしれない。
そう思ったが、別にトマトの価格が特別高くなったというようなニュースは聞かない。近所のスーパーでもトマトの価格は平年並みだ。
サイゼ公式HPのグランドメニューの “中部以東” 用メニューでも、サラダのトマトは普通のトマトのままである。
しかし目の前にある店舗のメニューでは、どう見てもミニトマトに……ん? ちょっと待てよ。公式HPのメニュー一覧に違和感がある。深く考えず “中部以東” を見ていたが……埼玉専用メニューがあるだと?
そして、冒頭で述べた通りここは埼玉だ。関東で埼玉だけ別メニューなんてことあるのかよ。物流の問題で四国とかが別になるパターンはわかるが……いやまあ、やっぱ埼玉だからか?
私が確認した時点(2024年5月8日)では、他の地域のメニューのトマトは全てノーマルトマトのまま。対して埼玉専用メニューではしっかりミニトマトだった。
・悲報寄り
ミニトマトは確かにトマト味ではあるが、カットしたノーマルトマトとミニトマトでは、料理に及ぼす風味の影響が異なる。ミニトマトは局地的にしかトマト味がしないのに対し、カットしたノーマルトマトの風味は料理全体にいきわたりやすい。
食感など全く別物だ。サイゼのサラダにノーマルトマトは不可欠だと私は考えているが……まあ、試さずに結論を出すのはよくないだろう。
ということでオーダー。ちなみにドレッシングは視覚的な美しさを考慮し、透明なオリーブ&ビネガーに変更した。
ミニトマトは2個入っているもよう。
食べてみると、まあ、やはりこう、サラダ全体からトマト風味が消えたことによる空虚感がある。ミニトマトもこれはこれで良さがあるが、個人的には従来の、他の全てのエリアで提供されているノーマルトマト版の方が好きだ。
あとヘタのわずらわしさがスマートじゃない。
・フォッカチオ
次は消えたフィセルとプチフォッカだ。公式HPの地域別メニューを見る限り、5月13日時点では中部以東と近畿以西のどちらでも、フィセルとプチフォッカが提供されている。
埼玉も2月21日のグランドメニュー改定時にはそうだったのだが、いつの間にか消えていた。
代わりに提供されているのがフォッカチオ。ノーマル(150円)、ガーリック(200円)、シナモン(200円)の3種がある。
シナモンVerは単品の他に、ジェラートとのセット(450円)もあるもよう。
全て試してジャッジするしかあるまい。
フォッカチオのサイズはこんな感じ。
まずはジェラートセットから。食べてみると、こいつの優秀さは瞬時に確信できた。このフォッカチオ、私は初めて食べたのだが、ふっかふかに柔らかくて美味いぞ!
ヤケクソ気味に大量にかけられたシナモンパウダーとジェラート、そして温かく柔らかいフォッカチオが合わさるウマさはガチだ! かつての(他の地域では現行の)プチフォッカ4つとのセットも良かったが、こちらの方が柔らかい気がする。
恐らくフォッカチオにおいて最も固い部分であろう表層の面積が、フォッカチオ1つの方がプチフォッカ4つより狭いからではなかろうか。味については似たようなもん。
他人とシェアするならプチフォッカセットの方が良かっただろうが、1人で食うならデカいフォッカチオの方が優れている可能性もある。デカいので、中の空洞にジェラートをたくさん詰め込むことも可能だ。
通常のフォッカチオとガーリックフォッカチオも、風味的にはミニフィセルとガーリックトーストのそれと大差ない。最大の違いは、フォッカチオがデフォルトで内部に広めな空洞を持つという機能面だと感じた。
つまりミニフィセルよりも、フォッカチオの方がオリジナルのサンドイッチ的なものを作りやすいということだ。これは色々とやれそうな気がする。
ということで、久しぶりにサイゼに行ったら、なぜか埼玉だけサラダのトマトがミニトマトになり、フィセルとプチフォッカが消えてフォッカチオになっていた件。
ぶっちゃけ当初は埼玉の完全敗北だと思っていた。サイゼに “おま国(お前の国には売らねぇという意味のスラング)” ならぬ “おま県” された可能性すら疑ってしまった。
いや、サラダに限っては残念な気持ちを禁じえない。しかしこのフォッカチオはサラダのマイナスを補い、ややプラスにする程度の良さを持っている気がする。
なぜ埼玉だけなのか、もしや埼玉はサイゼにとって実験場なのか……疑問は残るが、トータルではそんなに悪くない限定仕様だ。それではさっそく、このフォッカチオで色々と試してみるとしよう。
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る
「トマト」をもっと詳しく
「トマト」のニュース
-
トマト自動収穫ロボットを開発するinaho。モデルを刷新し、量産・商用化に向けた最新型を発表4月26日3時16分
-
本来は捨てられてしまう大量のトマト、動物園に持っていくと…… まさかの動物の姿に「すごく良い案」「かわいい」4月25日21時30分
-
パラチノース(R)配合エネルギー補給ジェル「シンシュウエナジー」に新フレーバー「シンシュウエナジー塩トマト」登場!4月25日13時47分
-
Amazonで売ってた「お米だけでつくったドレッシング」を食べてみたら、普通のドレッシングと全然違った…!4月25日13時0分
-
北海道奈井江町のお土産「ないえのらすく」ずどーんと新発売!4月25日10時47分
-
人材育成と食品ロス削減の意識醸成を目指す、カゴメと共立女子大学の産学連携「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」の第2弾4月24日15時16分
-
共立女子大学・共立女子短期大学カゴメ株式会社 産学連携の取組み「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」第2弾がスタート4月24日15時16分
-
共立女子大学・共立女子短期大学カゴメ株式会社 産学連携の取組み「もっと知ってもっと削減、トマトの有効活用プロジェクト」第2弾がスタート4月24日14時5分
-
藤本美貴「男の人って味噌汁は...」“変わり種”の具材はNG?「こんなのもあるよって出してみてるのに」4月23日11時58分
-
「水の代わりに…」 カゴメが『トマトジュース』の使い方をアドバイス4月23日10時0分
トレンドニュースランキング
-
1すやすやと眠る子犬を見つけた子猫その直後…… 「なんてこった!」「まさに奇跡」驚きの行動が260万再生【海外】 ねとらぼ
-
2このロゴに「9種の動物」が描かれています 安佐動物公園のX投稿に1.6万人驚嘆「デザインした人スゴい」 Jタウンネット
-
3岡山にある〝日本で最も美しい村〟が、泣けてくるほど「日本らしい」 桜宿場町が織りなす春の情景に感謝 Jタウンネット
-
4釣り人が捨てたフグを保護 ありえない量のエビを与えたら…… 「大笑いしてしまいました」と反響を呼んだ姿から1年後……保護主に話を聞いた ねとらぼ
-
5頭に2束のリボンを付けた深海魚を南極で発見、だがリボンの正体は驚くべきものだった カラパイア