冨安健洋が先発復帰で健闘も…アーセナル、PK献上&退場者でマンCに逆転負け

2022年1月1日(土)23時27分 サッカーキング

冨安健洋(左)はスターリング(右)を封殺したが… [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第21節が1月1日に行われ、DF冨安健洋が所属するアーセナルはマンチェスター・Cと対戦した。

 アーセナルはミケル・アルテタ監督が自身2度目の新型コロナウイルス陽性で隔離を強いられ、アシスタントコーチのアルベルト・スタイフェンベルフ氏が指揮をとることになった。昨年12月26日に行われた第19節ノリッジ戦からのスタメン変更は1枚のみとなり、同試合を陽性で欠場していた冨安が先発に復帰した。

 一方、マンチェスター・Cは1−0で勝利した昨年12月29日の第20節ブレントフォード戦からスタメンを3枚変更。直近2試合をコンディション不良のため欠場していたロドリが先発に復帰した。また、先日に自宅で強盗被害に遭い、顔面を負傷していたジョアン・カンセロもスタメンで出場した。

 立ち上がりからボールを握るマンチェスター・Cは、14分にコーナーキックの2次攻撃で決定機を迎える。ラヒーム・スターリングが右から浮き球で折り返すと、ルベン・ディアスが飛び込み頭で合わせたが、シュートはわずかに枠の左へと外れた。

 ホームのアーセナルは前半中盤から徐々に主導権を掌握すると、31分に先制する。左サイドからキーラン・ティアニーがグラウンダーで折り返すと、相手の背後からボックス中央に飛び込んだブカヨ・サカが左足ダイレクトで合わせる。ゴール右下隅へと流し込み、2022年のプレミアリーグ第1号を記録した。

 1点のビハインドで折り返したマンチェスター・Cは53分、ペナルティエリア右でドリブルを仕掛けたベルナルド・シウヴァがグラニト・ジャカに倒されてPKを獲得する。リヤド・マフレズがキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてゴール右隅に突き刺した。

 58分、アーセナルに絶好機が訪れる。アレクサンドル・ラカゼットが浮き球パスを前方に送ると、ヘディングでGKに渡そうとした相手DFアイメリク・ラポルテのパスと飛び出してきた相手GKエデルソンが入れ替わりになる。ボールはゴールへと向かうが、相手DFネイサン・アケにゴールライン上でクリアされた。さらにガブリエウ・マルティネッリがこぼれ球を押し込もうとしたが、これは枠を外れる。

 するとその直後、アーセナルに退場者が出る。ハーフウェーライン付近で相手FWガブリエウ・ジェズスとの入れ替わりを阻止したガブリエウ・マガリャンイスに2枚目のイエローカードが提示され、残り時間を数的不利で戦うことになった。

 守勢に回ったアーセナルは粘り強く戦うが、後半アディショナルタイム4分、マンチェスター・Cの逆転ゴールで試合の均衡が破れる。右サイドからケヴィン・デ・ブライネがクロスを送ると、相手DFに当たってボールはゴール前にこぼれ、攻撃参加していたラポルテがシュートを放つ。これは当たり損ねたが、反応したロドリが押し込みネットを揺らした。

 試合はこのまま終了し、アーセナルはリーグ戦5試合ぶりの黒星、マンチェスター・Cはリーグ戦11連勝となった。次節、アーセナルは16日にアウェイでトッテナムと、マンチェスター・Cは15日にホームでチェルシーと対戦する。

【スコア】
アーセナル 1−2 マンチェスター・C

【得点者】
1−0 31分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
1−1 57分 リヤド・マフレズ(マンチェスター・C) 
1−2 90+3分 ロドリ(マンチェスター・C)

【スターティングメンバー】
アーセナル(4−2−3−1)
ラムズデール;冨安健洋、ホワイト、ガブリエウ(59分 退場)、ティアニー;トーマス、ジャカ;サカ(84分 エルネニー)、ウーデゴーア(63分 ホールディング)、マルティネッリ;ラカゼット(72分 スミス・ロウ)

マンチェスター・C(4−3−3)
エデルソン;カンセロ、R・ディアス、ラポルテ、アケ;デ・ブライネ、ロドリ、B・シウヴァ;マフレズ、G・ジェズス(63分 ギュンドアン)、スターリング

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