「欧州での仕事は終わった」C・ロナウドが新たな挑戦へ「誰も知らないことだが…」

2023年1月4日(水)10時13分 サッカーキング

アル・ナスルでの入団会見に臨んだC・ロナウド [写真]=Getty Images

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 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが3日、アル・ナスル(サウジアラビア)への入団会見に臨んだ。

 現在37歳のC・ロナウドは、FIFAワールドカップカタール2022開幕前にイギリス人ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏による独占インタビューで、所属クラブのマンチェスター・Uを大々的に批判した。この騒動を受け、クラブは11月22日にC・ロナウドとの契約を双方合意のもとで解除。去就に注目が集まる中、新天地はアル・ナスルに決まっていた。契約期間は2025年6月末までの2年半で、総年俸はCM出演などの契約も含めて総額およそ2億ユーロ(約281億円)近くになると報じられている。

 これまでに5度のバロンドールを受賞し、レアル・マドリードを筆頭に欧州各国のクラブで成功を成し遂げてきたC・ロナウドは「僕の人生において、このような大きな決断ができたことを誇らしく思う。ヨーロッパでの僕の仕事は終わった。全てを勝ち獲り、今は新たな挑戦に身を置くことを選んだんだ。このチャンスをくれたアル・ナスルに感謝している」と入団会見でコメント。「誰も知らないことだが、僕にはヨーロッパでのキャリアを続ける選択肢も残されていた。ブラジル、オーストラリア、アメリカ、そしてポルトガルのクラブからも話があった」と続け、数あるオファーの中からアル・ナスルを選んだことを明かした。

 また、「今まで多くの記録を塗り替えたし、ここでもそうするつもりだ。この契約はユニークなものだが、僕はユニークな選手だから、普通のことなんだ。周囲の人々が何と言おうと全く気にならない。ここに来ることができて幸せ。それだけだ」と語っただけでなく、「僕のキャリアの終わりではない。多くの試合を見て決断を下したから、競争力のあるリーグだということは知っている」と新天地の印象も語った。

 5日にはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・タエー戦が控えているが、C・ロナウドのデビュー戦が同試合になる可能性も低くはない。C・ロナウドは「監督がチャンスをくれるならばプレーしたいと思っている。サッカーを続ける準備は万全だ」と話しており、サウジアラビアでのデビュー戦に向けて意気込んだ。


【動画】アル・ナスルでのC・ロナウドがお披露目

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