監督やクラブに関するコメントが物議…チェルシーFWルカクが謝罪「侮辱の意図はなかった」

2022年1月5日(水)10時38分 サッカーキング

自身のコメントについて釈明した、チェルシーのルカク [写真]=Getty Images

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 トーマス・トゥヘル監督やクラブに関するコメントが波紋を広げていたチェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクが、5日にクラブ公式YouTubeのインタビュー内で謝罪した。

 ルカクは先日、クラブに無許可でイタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。このインタビューの中で、ルカクはトゥヘル監督が自身の長所を生かしきれていないことを示唆し、物議を醸していた。また「もし、去年の夏、僕が望んでいたようにインテルから新契約のオファーがあったなら…今こうしてロンドンからではなく、ミラノから静かにインタビューを受けていただろう」という、クラブに対する忠誠心を疑われかねないコメントも批判の対象となっていた。

 インタビュー掲載後に行われた2日のプレミアリーグ第21節リヴァプール戦(△ 2−2)で、ルカクはメンバー外に。インタビュー内容に不満を露わにしていたトゥヘル監督は「試合を間近に控えて、事が大きくなり過ぎたね。騒がしくなり過ぎたよ。ビッグマッチに完全集中する必要があったし、私は彼(ルカク)をメンバーから外した方がうまくいくだろうと考えたんだ」と、決断の理由を説明した。

 騒動を引き起こしてしまったルカクは、チェルシーのクラブ公式YouTubeに出演。インタビューを受け、自身の発言を謝罪した。

「ファンの皆さん、この度はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。僕が10代の頃からチェルシーとつながっていることは知っているでしょうし、ゆえに皆さんが動揺しているのはよく分かります。今は失った信頼を取り戻すことが僕の使命ですし、一生懸命練習し、試合に勝つためにベストを尽くしたいと思います。監督やチームメイト、クラブ役員にも謝罪したいです」

「正直なところ、もっとはっきりとした形でメッセージを出すべきでした。あのインタビューではインテルのファンに別れを告げており、チェルシーのファンやクラブ、オーナー、監督、チームメイトを侮辱しようというつもりはありませんでした。彼らは僕をここに連れ戻すために多くの努力をしてくれましたし、僕もここに戻って来たかった。僕はいつでもここで成功したいと言ってきましたし、そのために5年契約を結びました」

 チェルシーは5日、ホームでのカラバオ杯準決勝第1戦トッテナム戦を控えている。謝罪したルカクに、チャンスはめぐってくるだろうか。

サッカーキング

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