A・ビルバオ、元エースのF・ジョレンテへの態度を軟化「興味を持っている」
2019年1月9日(水)13時30分 サッカーキング
アスレティック・ビルバオは1912年以降、所属選手をバスク地方出身者とそれらのバスク人が直系の親族にいる者のみとする「純血主義」を掲げている。
現在33歳のジョレンテは、11歳の時に入団したビルバオの下部組織で育ち、2005年1月にトップチームデビュー。同クラブでは5年連続2桁得点などリーグ戦通算で85得点を記録したが、2012年に契約延長オファーを拒否して翌年のユヴェントスへの移籍を選択した。その後はセビージャとスウォンジーを経て2017年よりトッテナムでプレーしているが、今シーズンはここまでプレミアリーグ5試合の出場に留まっており、今冬の退団がささやかれている。
同選手は昨年にも「僕の家」だと語る古巣への復帰を希望するコメントを残していたが、ユヴェントス移籍を裏切り行為だと見なすビルバオのホス・ウルティア会長によって獲得を否定されていた。しかし今回、同クラブのスポーツディレクターであるラファ・アルコタ氏は「私たちは(バイエルンMF)ハビ・マルティネス、イバイ(・ゴメス)、アンデル・エレーラ、ジョレンテに興味を持っている。アスレティックのために戦える選手たちをね。簡単なことではないが、いろいろな可能性に興味を持っている。まだ何もないが、もうすぐスタートするはずだ」とコメントしており、獲得の可能性があることを認めている。