“3分間の逆転劇”を呼び込んだヌニェス…途中出場からのゴール関与数がプレミア最多を記録!

2024年1月11日(木)10時45分 サッカーキング

途中出場から結果を残しているヌニェス(画像は昨年12月)[写真]=Getty Images

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 カラバオカップ準決勝ファーストレグが現地時間10日に行われ、リヴァプールはフルアムと対戦。2−1で勝利し、決勝進出へ大きく前進した。

 リヴァプールの本拠地『アンフィールド』で行われた一戦は、序盤からホームチームが攻勢を強めるも、19分にブラジル人FWウィリアンの華麗なシュートがゴールネットを揺らしフルアムが先制に成功。無得点のまま後半を迎え、攻め込みながらも得点が奪えない嫌なムードが漂っていたなか、56分に投入されたウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスとオランダ代表FWコーディ・ガクポが試合の流れを変える。

 68分、ヌニェスが敵陣ボックス手前で起点を作ると、落としを受けたU−21イングランド代表MFカーティス・ジョーンズが左足を一閃。相手DFに当たったボールがゴール右隅に吸い込まれ、試合を振り出しに戻す。71分には左のニアゾーンへ侵入したヌニェスがグラウンダーで折り返し、走り込んだガクポがGKベルント・レノのニアを破るシュートを沈め、わずか3分間での逆転に成功した。

 途中出場の選手が躍動し、逆転勝利を飾ったリヴァプール。データサイト『Opta』の統計によると、同クラブでは今シーズンの全公式戦を通じて途中出場の選手がこれまで30ゴールに直接関与(15ゴール15アシスト)しており、この記録は他のプレミアリーグ所属クラブを12ゴールも上回っているとのこと。また、ヌニェスは30ゴールのうちの7ゴールに直接関与(3ゴール4アシスト)しており、これはプレミアリーグ最多記録となっっているようだ。

 なお、この試合のヌニェスは56分からの出場にも関わらず、最多ゴール期待値(0.76)や相手ボックス内での最多タッチ数(12回)、最多ドリブル成功数(3回)、最多シュート数(4回)という好スタッツを記録していたという。チームを率いるユルゲン・クロップ監督も「彼は傑出していると言わざるを得ない。この試合でも素晴らしいプレーがたくさんあった。オフェンスの状況は飛躍的に良くなったし、彼の存在は大きかったよ」と同選手の活躍を手放しで称賛している。

 なお、フルアムの本拠地『クレイヴン・コテージ』で開催されるセカンドレグは、現地時間24日に予定されている。


【動画】リヴァプールが3分間の逆転劇でフルアムに先勝!

サッカーキング

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