観客の愚行で延期のセビージャ・ダービー、中断時点から再開しベティス勝利…国王杯8強へ

2022年1月17日(月)2時1分 サッカーキング

国王杯でベティスとセビージャが対戦した [写真]=Getty Images

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 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦のベティスvsセビージャが、16日に試合中断時点から再開された。

 15日に行われた対戦では、1−1で迎えた前半40分頃、ベティスのゴール裏に陣取ったサポーターから棒状の物体がピッチ上に投げ込まれ、これがセビージャのMFジョアン・ジョルダンの頭部に直撃。試合は安全面を考慮して延期となっていた。なお、病院に搬送されたジョルダンは外傷性脳損傷と診断され、経過観察が行われている。

 スペインサッカー連盟(RFEF)は同試合を中断時点から再開することを決定。ベティスの本拠地『エスタディオ・ベニート・ビジャマリン』にて、日本時間16日24時から無観客で行われた。

 試合は73分、ウィリアン・カルバーリョの浮き球パスからセルヒオ・カナレスが左足で強烈な一撃を突き刺し、ベティスが勝ち越しに成功する。この1点が決勝点となり、ベティスが2−1で勝利。国王杯準々決勝に駒を進めた。

 ただ、試合後には再び物議を醸す場面も。ベティスの選手が勝利を祝うなか、MFアンドレス・グアルダードが手にしたペットボトルを自らの頭にぶつけて倒れるというジョルダンを揶揄するパフォーマンスを見せ、SNS上では同選手への批判が集まっている。

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