ハイテックGPがFIA-F2参戦を発表。2020年シーズンは全11チームでの戦いに
2020年1月21日(火)12時45分 AUTOSPORT web
1月20日、FIA-F2は2020年シーズンよりハイテックGPがシリーズに参戦することを発表した。これにより、2020年シーズンのF2には11チームが参戦することになる。
2002年にハイテック・レーシングとして誕生したこのチームは、2015年よりハイテックGPに名称が変わった。ハイテックGPはこれまでに複数のカテゴリーで様々な記録を残しており、2019年には、全日本スーパーフォーミュラ選手権にもスポット参戦を果たしたユーリ・ビップスら3名を擁してFIA-F3に参戦。4勝を挙げてチームランキング2位に輝いた。
またFIA-F3アジア選手権においては、笹原右京がチャンピオン、チームメイトのジャック・ドゥーハンがドライバーズランキング2位という結果を残した。
ハイテックGPは、3月1〜3日にバーレーンで行われるプレシーズンテストでF2デビューを果たすことになる。現時点ではドライバーの発表はないが、カーナンバーは24と25を使用する。
チームオーナーのオリバー・オークスは、次のようにFIA-F2の公式サイトへコメントを寄せた。
「ハイテックを信頼し、エントリーさせてくれたブルーノ(ミシェル/FIA-F2のCEO)に感謝したい。我々は新時代のF3において地位を確立してから、常にF2へのステップアップを熱望していた」
「2020年には18インチのタイヤが導入され、マシンのアップデートもいくつかあるので、2020年の終わりにF2へ参戦するよりも、今このシリーズに参戦する必要があった」
「このような時期に(シリーズに)加わるということは、少し課題に直面するということだ。しかし我々はチャレンジが好きだ。私はこのチームを信じているし、3月にバーレーンで行われる最初のレースを楽しみにしている」
■2020年FIA-F2 ドライバーラインアップ(1月21日時点)
No. | Driver | Team |
---|---|---|
1 | ショーン・ゲラエル | ダムス |
2 | ダニエル・ティクトゥム | ダムス |
3 | TBA | ユニ・ヴィルトゥオーシ |
4 | カラム・アイロット | ユニ・ヴィルトゥオーシ |
5 | マーカス・アームストロング | ARTグランプリ |
6 | TBA | ARTグランプリ |
7 | 角田裕毅 | カーリン |
8 | TBA | カーリン |
9 | TBA | カンポス・レーシング |
10 | TBA | カンポス・レーシング |
11 | ルイ・デレトラズ | チャロウズ・レーシング・システム |
12 | ペドロ・ピケ | チャロウズ・レーシング・システム |
14 | フェリペ・ドルゴヴィッチ | MPモータースポーツ |
15 | TBA | MPモータースポーツ |
16 | アーテム・マルケロフ | BWT HWAレースラボ |
17 | ジュリアーノ・アレジ | BWT HWAレースラボ |
20 | ミック・シューマッハー | プレマ・レーシング |
21 | ロバート・シュワルツマン | プレマ・レーシング |
22 | TBA | トライデント |
23 | TBA | トライデント |
24 | TBA | ハイテックGP |
25 | TBA | ハイテックGP |