ブレーブスがプロファーと3年65億円超で契約 財政状況厳しいパドレスは引き止められず

2025年1月24日(金)8時40分 スポーツニッポン

 ブレーブスが昨季パドレスで活躍したジャリクソン・プロファー外野手(31)と3年総額4200万ドル(約65億5000万円)で合意した。25年に1200万ドル、続く2シーズンはそれぞれ1500万ドルを受け取る予定。

 同外野手はキュラソー出身で、09年7月にレンジャーズと契約。マイナー時代は球界ナンバー1プロスペクトとして期待が大きかったが、結果を残せなかった。メジャー11年目の昨季、初めてオールスターに選ばれる活躍を見せ、打率・280、24本塁打、85打点、OPS・839を残した。フェルナンド・タティスやマニー・マチャドとともにパドレス打線を支えた。

 パドレスはプロファーと再契約を結ぶ方向性だったが、球団の財政状況は厳しく、一方でプロファーも初めてフリーエージェント市場で大きな契約を得るチャンスだった。ブレーブスにとって、今オフの補強ポイントは外野。ロナルド・アクーニャは昨年左膝のACL断裂によりシーズン後半を欠場し、25年中には復帰する見込みだが、開幕戦には間に合わない。加えて1年前に獲得したジャレド・ケレニック外野手(25)の成績も打率・231、15本塁打、OPS・679と芳しくなかった。

 ブレーブスのセンターはマイケル・ハリスで、指名打者のポジションはマルセル・オズナ。開幕時はプロファーとケレニックがレフトとライトを守り、アクーニャが復帰すれば、ケレニックが第4の外野手、あるいはオプションが残っているためマイナーでプレーする可能性もある。プロファーは23年に104勝を挙げたブレーブス復活のために大きな役割を担う。

スポーツニッポン

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