アキュラARX-06は2&6番手から決勝へ「クルマの感触はいい。もっと引き出せる」/デイトナ24時間
2025年1月25日(土)11時1分 AUTOSPORT web
1月23日に行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースの予選で、アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングは93号車アキュラARX-06(ニック・イェロリー/レンガー・バン・デル・ザンデ/アレックス・パロウ/太田格之進)が2番手タイムを記録。太田にとって初となるデイトナ24時間決勝を、フロントロウからスタートすることになった。
この93号車は、HRC USがレースエンジニアを担当、レース戦略やドライバー無線なども行うセミ・ワークス体制が採られている。
開幕戦の舞台となるフロリダ州のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで前週に行われた公式テスト『ロア・ビフォア・ザ・ロレックス』を総合2番手と好調のうちに終えた93号車は、23日の予選では今季チームに移籍加入したイェロリーがアタッカーを務め、首位のBMWから0秒291おくれの1分34秒186をマークした。
「アキュラでの最初のデイトナ予選でフロントロウを獲れたことは、すごく嬉しい」とイェロリーはアタックを振り返った。
「まだ2、3周残っていると思っていたけど、自分がどのラップを走っているか少し混乱していて、無線でラストラップだと言われたんだ。でも、2位になれたのはレースの神様のおかげだと思う」
「クルマの感触はいいし、もっと引き出せると思う。 MSRチームとHRCのクルーには幸先の良いスタートが切れて感謝している。でも、レースはこれからだからね!」
一方、同チームのもう1台、トム・ブロンクビスト/コリン・ブラウン/スコット・ディクソン/フェリックス・ローゼンクビスト組の60号車は、ブロンクビストが予選を担当して6番手となった。
ブロンクビストは予選の最終ラップで、63号車ランボルギーニSC63との接触があり、これがなければタイムを改善できていた可能性がある。
「少し悔しいし、相手も同じ気持ちだと思う」と予選を振り返るブロンクビスト。
「クルマは速くて良い感じだ! でも、予選ではトラフィックに巻き込まれてポジションが良くなかった」
「僕は最終ラップをうまくまとめようとしていたけど、うまくいかなかった。ポールを狙えるクルマだったのに残念だよ。でも、レースは長いから、予選順位はあまり問題じゃない。まぁ、見ててよ!」
第63回デイトナ24時間レースの決勝は、現地時刻1月25日13時40分(日本時間26日3時40分)にスタートが切られる。
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