角田裕毅、スプリントで最後尾から3点獲得。予選10番手は「大きなミスがなかっただけに少し残念な順位」

2025年5月4日(日)9時35分 AUTOSPORT web


 2025年F1マイアミGPの土曜、レッドブルの角田裕毅はスプリントで6位/3ポイントを獲得、予選では10番手という結果だった。


 角田はスプリント予選で18番手に終わり、チームはスプリントに向けてパルクフェルメ下でサスペンションセットアップを変更。そのため、角田はピットレーンからスタートすることとなった。しかし、雨のなか、セーフティカー先導のもとでフォーメイションラップを走った後、悪コンディションと判断されて、赤旗となり、スタート手順が中断された。その後、再びセーフティカーの後ろで全車がフォーメイションラップを走り、スタンディングスタートでのレース開始が決定。この際、角田は最後尾グリッドからスタートすることとなった。



 スタート直後に角田は17番手に上がり、10周目に誰よりも早くスリックタイヤに交換。その後、他のドライバーたちもタイヤ交換を行ったことで、14周目には10番手に上がり、その位置でフィニッシュした。しかしレース後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、リアム・ローソン(レーシングブルズ)、オリバー・ベアマン(ハース)にタイムペナルティが科されたことで、角田は6位に繰り上がり、3ポイントを獲得した。


 予選では、SQ1で敗退したスプリント予選とは異なり、Q3まで進出。最初にユーズドタイヤでアタックし、暫定9番手。フレッシュタイヤでの最後のアタックで、タイムを更新したものの、10番手という結果だった。



2025年F1第6戦マイアミGP 角田裕毅(レッドブル)

■角田裕毅(オラクル・レッドブル・レーシング)
スプリント 6位(ピットレーンスタート/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム)
予選 10番手(Q1=9番手1分27秒298:ソフトタイヤ/Q2=9番手1分26秒959:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分26秒943:ソフトタイヤ)


「今日は複雑な気持ちです。スプリントでは良いリカバリーができたものの、予選にはもっと上を期待していました。ポジティブな点は、スプリントでポイントを獲得できたことです。スプリントでピットレーンから6位を獲得できるなら、何でも可能です」


「予選では全力を尽くしました。これまでの予選ではいくつかミスをしていましたが、今回はかなりクリーンな走りができたと感じているので、それでも10位にとどまったのは少し残念です」


「ラップそのものは悪くなかったですが、間違いなくもう少しタイムを見つけられる余地があります。落ち込んだり、いつまでも考えすぎるようなことはしたくありません。厳しいですが、すぐさまトップ5に入れると思うべきではありません。レースごとに徐々に改善しているので、今日はもう少し良い結果が欲しかったですが、我慢強く取り組んでいく必要があります」


「FP1でのロングランのペースはあまり良くありませんでしたが、セッティングを調整し、今はマシンが異なる状態なので、一番重要なレースで最大限に力を発揮できると思っていますし、自信を持っています」


「スプリントでは雨によって状況が混乱しました。日曜日の天気がどうなるかはまだ分かりません。今日は14ポジション上げることができました。明日、前にいるのは9台だけです。たくさんのポイントを獲得したいです。ポジティブさを保ってベストを尽くします」



2025年F1第6戦マイアミGP 角田裕毅とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)

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