小笠原慎之介は「ゴロのスペシャリスト」ナショナルズ“史上初”の契約で「今後増える可能性」現地メディア言及

2025年1月25日(土)8時34分 ココカラネクスト

小笠原がナショナルズと契約合意に至った(C)産経新聞社

 中日からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた小笠原慎之介が現地時間1月24日(日本時間25日)、ナショナルズと2年契約で合意したことが発表された。

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 ナショナルズの地元局である『MASN Sports』は小笠原について「昨季は144回1/3を投げて防御率3.12を記録した。27歳のオガサワラは奪三振数が多いことでは知られていないが(昨季はわずか82)、四球はわずか22、許した本塁打はわずか9という、極めてストライクを投げる投手であり、ゴロのスペシャリストであることを証明している」と紹介した。

 また、「ドジャースが獲得した注目のヨシノブ・ヤマモトやロウキ・ササキなど、最近の日本人投手ほど高く評価されていなかったが、メジャーリーグの複数の球団から関心を集めていた」とし、「オガサワラと契約するためのポスティング締め切りは今日だったため、ナショナルズの獲得には緊迫感が増した。もし今日中にどことも契約していなかったら、オガサワラはドラゴンズにもう一シーズン戻っていただろう」と伝えている。

 さらに「ナショナルズがオガサワラをどのように起用するつもりなのかはまだわからない。彼は日本でのキャリアを通じてずっと先発投手だったが、アメリカのスカウトレポートでは、先発投手として活躍できない場合はリリーフ投手としての方が効果的かもしれないと示唆されている」と、起用法については今後の判断になりそうだ。

 ナショナルズにはこれまで大家友和ら3人のアジア出身選手が在籍したが、いずれも他のMLB球団を経由して入団している。「直接アジア大陸から選手を獲得したことはなかった」と説明した同メディアは「オガサワラとの契約によって、今後このような動きが増える可能性があるのか、それとも今回限りの珍しい契約なのかは、まだわからない」と、日本人選手をはじめアジア市場にも力を入れるのか。小笠原の活躍次第で日本では馴染みの少ないナショナルズが今後注目される可能性がある。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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