卓球・早田ひな 左手首痛み抱えながら3連覇「ここからシーズン2の始まり」

2025年1月27日(月)4時15分 スポーツニッポン

 ◇卓球全日本選手権女子シングルス決勝 早田ひな4−0張本美和(2025年1月26日 東京体育館)

 万全ではなくても勝つ。シングルスで銅メダルを獲得したパリ五輪で左手首を負傷した早田は、本格的な練習開始からまだ1カ月余り。それでも「強さよりうまさ」で、痛みを覚えながらも新世代の大藤と張本美にストレート勝ち。史上6人目となる3連覇を成し遂げ「優勝できるとは思っていなかった。素直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 ケガの影響は今も大きく「パリ五輪までの自分に戻ることはできない」という。ただ、10年間ともに戦った石田大輔コーチとのタッグを解消したことも含めて、五輪後は新たな道を歩んでいる。「シーズン1がパリ五輪までの早田ひなで、ここからシーズン2の始まり」。五輪の頂点へ、新章が幕を開けた。

スポーツニッポン

「卓球」をもっと詳しく

「卓球」のニュース

「卓球」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ