セバージョス 、バレンシアで恩師との再会を希望も…レアルはこれを認めず
2020年1月28日(火)20時27分 サッカーキング
セバージョスは今季開幕前にレアル・マドリードからローン移籍でアーセナルへ加入。新天地でレギュラーの座を確保すると、公式戦で17試合に出場した。しかし、昨年11月6日に行われたヨーロッパリーグ・グループステージ第4節のヴィトーリア・ギマランイス戦で左足ハムストリングを負傷すると状況は一変。復帰後は27日に行われたFAカップ4回戦のボーンマス戦に69分から途中出場したのみで、1試合の出場にとどまっている。
EURO2020への出場を目指しているセバージョスは今冬に新天地を探していると報じられていた。このような状況の中、バレンシアが同選手の獲得に動いているという。バレンシアを率いるアルベルト・セラーデス監督はスペインU−21代表の監督を務めていた時や、スペイン代表やレアル・マドリードでコーチとして働いていた時にセバージョスを指導した経験がある。セバージョス自身はセラーデス監督との再会を希望しており、バレンシア移籍に前向きな姿勢を見せているという。
しかし、セバージョスの保有権を持っているレアル・マドリードはバレンシアへの移籍を認めていないという。同じリーガ・エスパニョーラで上位を争うライバルが“戦力アップ”することは避けたいと考えている模様だ。
セバージョスに関してはバレンシア以外にも古巣であるベティスからの関心も報じられている。一方で、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はセバージョスの残留希望を公言。移籍か、それとも残留か。セバージョスの去就に注目が集まっている。