今冬の移籍噂のD・カルロスについてセビージャのモンチSDが開口…「良かったが、十分では…」

2022年1月28日(金)12時47分 サッカーキング

今冬の移籍が噂されていたD・カルロス [写真]=Getty Images

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 今冬の移籍が噂されていたブラジル代表DFジエゴ・カルロスについて、同クラブでスポーツディレクター(SD)を務めるモンチ氏が口を開いた。27日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙によると、D・カルロスはニューカッスルからオファーが届き、移籍が噂されていたものの、セビージャ側が拒否。その件についてモンチ氏がコメントしたようだ。

「ニューカッスルからのオファーは良かったし、立派なものだった。それを言わなければならない。しかし、取締役会とアドバイザーは、それだけでは不十分だと考えた。また、(放出するのに)適切なタイミングではなかったし、D・カルロスのような選手の代替を見つけるには難しい市場だった」

 また、セビージャの会長であるホセ・カストロ氏によると、ニューカッスルからは24日に最終的なオファーを撤回し、交渉は終了を迎えたと伝えている。

 なお、セビージャ側は、移籍の叶わなかったD・カルロスの代理人に対し、夏の移籍市場では交渉を受け入れる旨を伝えたとのことだ。

「私はジエゴと話したし、彼は幸せだ。結局、彼は本当に望んでいたクラブに留まっている。もし、彼が怒っていたら、我々も意見を変えた可能性はあるが、彼は幸せそうに見える。非常に短い期間で行われる市場で、もし今回のようなオファーが夏に届いたら、状況は変わっていたかもしれない」

 1993年3月15日生まれで、現在28歳のD・カルロスは、2014年冬にエストリウに移籍し、欧州上陸。その後ポルトへのローン移籍を挟み、2016年夏にナント移籍を果たすと、2019年夏にセビージャへ加入した。2021−22シーズンはラ・リーガ21試合に出場し、ラ・リーガで2位に位置するチームの力となっている。ブラジル代表には2020年11月に初招集されたものの、2試合ともベンチを温める結果に終わり、まだ出場歴は無い。昨年夏に行われた東京オリンピックでは、オーバーエイジ枠で参戦し、全6試合に出場。ブラジルの金メダル連覇に貢献した。

 夏の移籍市場では29歳を迎え、キャリアでも最後の大型契約を結ぶチャンスとなり得るD・カルロス。移籍か、残留か、去就に注目が集まる。

サッカーキング

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