【動画】リカルドがパーカッションとして参加した楽曲が母国オーストラリアで年間チャート入り

2022年1月29日(土)8時0分 AUTOSPORT web

 オーストラリアの年間音楽チャートで57位に入ったある楽曲が注目を集めている。なぜならその曲にはマクラーレンのF1ドライバー、ダニエル・リカルドが参加しているからだ。


 リカルドは以前から大の音楽好きとして知られてきた。彼の公式サイトはそれを物語っており、そこには『プロフィール』や『ニュース』と並んで『ミュージック』というページが存在する。しかしリカルドは、『ミュージック』のページで彼自身が選んだプレイリストを公開することに飽き足らず、ついに自ら音楽活動に乗り出したようだ。


 リカルドは2020年に母国オーストラリアの人気バンド、ギャング・オブ・ユースのレコーディングに参加した。彼がパーカッション担当としてクレジットされた楽曲 “The Man Himself” は昨年秋にシングルとしてリリースされるとヒットを記録し、オーストラリアのラジオ局『Triple J』の年間チャートでは、リスナーの投票によって57位にランクインを果たした。


 2020年に彼のYouTubeチャンネルにアップされた動画では、リカルド自身の手によってこのレコーディング風景が記録されている。動画中で「ずっと夢だったんだ」と語りながらドラムセットに座ったリカルドは、バンドメンバーからのレクチャーを受けると、満面の笑みを浮かべながらカウントに合わせて力強くドラムを叩いている。


 彼がこの楽曲で果たした役割はスネアドラムを何回か叩いただけに過ぎない。しかしリカルドのパワフルなドラミングには、バンドのボーカリストであるデヴィッド・ルオーペペも「最高だった」と称賛。コーラスにも参加したリカルドは、動画の概要欄に「グラミー賞を取れるかもしれない」とコメントを寄せている。


 グラミー賞獲得とはいかなかったが、母国オーストラリアの年間チャート入りは彼にとって素晴らしい経験となっただろう。


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