阪神・ゲラ 助っ人勢の兄貴分任せろ!「今年は自分がサポートしてあげたい」外国人選手9人は球団史上最多

2025年1月29日(水)5時15分 スポーツニッポン

 昨季59試合に登板して14セーブ、31ホールドとフル回転したゲラが、関西空港着の航空機で来日した。2年目の今季も最速164キロの速球を武器にセットアッパーとしての貢献が期待される右腕は、総勢9人の大所帯になった助っ人勢の兄貴分を買って出る。

 「僕も1年目は夕食など多くのところに連れて行ってもらったのが良い経験につながった。今年は自分がサポートしてあげたい。もちろん練習では競争ですが、私生活では積極的にそういうことができたらいいと思う」

 昨年、自身は青柳と坂本に誘われ、沖縄のステーキ店で親睦を深めるなど、同僚とのコミュニケーションがその後の活躍につながったと振り返っている。

 ゲラとビーズリー、そして育成のベタンセス、マルティネスが残留。新たにネルソン、デュプランティエ、ヘルナンデスが加わり、アルナエスとコンスエグラも育成契約を結んだ。外国人選手9人は球団史上最多だ。同じ29歳のビーズリーが阪神在籍は1年先輩の3年目だが、タッグを組んで盛り上げる。

 この日は空港から甲子園に直行して早速、軽く汗を流した。「このオフは(母国の)パナマで練習して、いい準備ができた。チェンジアップ、フォークも投げてきた」。外国人選手が大きな戦力になるのが、V奪回への近道。そのためには日本式のトレーニングや文化を知り、チームに溶け込むのが不可欠だ。

 「広島のお好み焼きを、また食べに行きたいね」。3月28日の開幕カードはマツダスタジアムでの広島戦。鉄板を囲んでの決起集会を開くゲラ兄さんの姿が目に浮かぶ。 (畑野 理之)

スポーツニッポン

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