ローマDF、2度目の交通事故…飲酒運転で愛車ランボルギーニが半壊
2018年2月6日(火)11時48分 サッカーキング
報道によると、B・ぺレスは同日の早朝5時20分頃、ローマ市内でランボルギーニを運転中に事故を起こしたという。現場に駆けつけた警察が行った検査で基準を上回るアルコール値が検出され、ただちに免許没収と罰金800ユーロ(約11万円)の処分が下った模様だ。
愛車は半壊したものの、B・ペレス本人は無傷。病院への搬送も断ったという。単独事故だったため、他に負傷者はいないとのことだ。大事に至らずに済んだが、同選手はローマ移籍から間もない2016年11月にも、国際運転免許不所持でリース中のポルシェを運転中に事故を起こしている。
事故発生日は休養日だったローマ。練習グラウンドには、ペナルティーとしてクラブから単独練習を命じられたB・ペレスとアスレチックトレーナー1名の姿だけが確認できたと、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は伝えている。
卓越したスピードを買われてトリノからローマに加入したB・ペレスだが、ピッチ上で結果を出せずにいる一方、プライベートばかりが目立ち、サポーターから批判が集中。今冬の移籍市場でジェノアからのオファーを断り、信頼回復のために残留を選択したばかりだった。しかし、ローマ残留の決断に自ら水を差す形となった。
ローマは年始、泥酔動画を投稿したベルギー代表MFラジャ・ナインゴランに対し、プロ意識に欠けるとして、公式戦1試合招集外の処分と罰金を科した。今回もB・ぺレスに何らかの厳しい懲罰を与えるものと見られている。
セリエAでは、ユヴェントスに所属していたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(現バイエルン)とウルグアイ代表DFマルティン・カセレス(現ラツィオ)、ラツィオに所属していたセネガル代表FWケイタ・バルデ・ディアオ(現モナコ)やミランに所属していた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(現ニース)を始め、以前にも選手による交通事故がたびたび発生してきた。選手のピッチ外におけるモラルの低さが問題視されている。
(記事/Footmedia)