宮古島大学駅伝MVPは国学院大のアンカー鎌田匠馬と順大3区2位の小林侑世
2025年2月9日(日)19時52分 スポーツ報知
宮古島大学駅伝でMVPに当たる「ワイドー・ズミ賞」を受賞した国学院大の鎌田匠馬(左)と順大の小林侑世(カメラ・竹内達朗)
◇宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2025 (9日、沖縄・宮古島市陸上競技場発着=6区間82キロ=報知新聞社など主催)
前回大会覇者の国学院大が最終6区(18・6キロ)で鎌田匠馬(3年)が順大の荒牧琢登(2年)を逆転し、4時間8分38秒で連覇を果たした。
28秒差の2位は順大。第101回箱根駅伝(1月2、3日)で2年連続8度目の優勝を果たした青学大は50秒差の3位だった。
大会終了後、宮古島市内のホテルで表彰式パーティーが行われ、大会MVPに当たる「ワイドー・ズミ賞」が発表された。
大会名にもある「ワイドー・ズミ」は宮古島の方言で、ワイドーは「頑張れ」、ズミは「最高」の意味。
アンカーで国学院大に連覇をもたらした鎌田と、最長区間(20・1キロ)の3区で区間2位と好走してタスキリレーの直前に首位に立った順大の小林侑世(2年)が選出された。
鎌田は「アンカーまでタスキをつないでくれた5人と『駅伝は頭で考えるのではなく心で走れ』とゲキを飛ばしてくれた前田(康弘)監督のお陰です」と感謝した。小林は「タスキを外してからのラストスパートで絶対にトップに立つつもりでした」と力走を振り返った。
◆クラウドファンディング 大会の安全な運営体制の構築と、より多くの方に宮古島の魅力を伝えるため、クラウドファンディングを実施中(2月16日まで)。返礼品として大会オリジナルグッズなどがが用意されている。詳細は大会ホームページに記載。