北海道銀行の田畑百葉「4年後は圧倒的な強さで戦いたい」延長の末に惜敗し準優勝…カーリング日本選手権
2025年2月9日(日)20時52分 スポーツ報知
延長戦でミスショットした北海道銀行・田畑百葉を慰める中島未琴(左)と山本冴(カメラ・宮崎 亮太)
◇カーリング日本選手権 最終日(9日、神奈川・横浜BUNTAI)
女子決勝が行われ、北海道銀行がフォルティウスに7—8で敗れ、準優勝となった。延長戦の末に競り負けて9月の五輪代表候補決定戦の出場権を逃し、26年ミラノ・コルティナ五輪への道が途絶えた。フォース・田畑百葉は「私がショットをつなぎきれなかった。すごくみんなには、申し訳ないなっていう気持ちでいっぱいです」と目を真っ赤にした。
5—7の第10E、田畑が重圧のかかる最後のドローショットを決めきって2点追加。延長戦へ持ち込み、最後まで粘り強く戦ったが、フォルティウスを崩しきれなかった。
北海道銀行は平均年齢22・2歳の若手チーム。前日の準決勝では五輪2大会連続メダリストのロコ・ソラーレにコンシード勝ちし、この日はベテランチームを追い詰めた。26年ミラノ・コルティナ五輪への道は途絶えたが、田畑は「4年後の日本選手権では、圧倒的な強さで戦いたいと思っています。でも、そう簡単なことではないと、この大会を通してわかった部分もあったので、そうなるためにはどうしたら良いかっていうところを、また一からみんなで話し合いたい」と成長につなげていく。