セルティック前田がハット! 古橋のレンヌ移籍後は3戦連発6得点の大暴れ スコットランド杯5回戦
2025年2月9日(日)8時23分 スポーツニッポン
◇スコットランド杯 5回戦 セルティック5ー0レイス(2025年2月8日 グラスゴー)
セルティックの日本代表FW前田大然(27)が8日(日本時間9日)、ホームで行われたスコットランド杯5回戦レイス戦でハットトリックを決めた。
チームは5日のダンディーとのリーグ戦から先発9人を入れ替えたが、前田はセンターフォワードでフル出場。前半6分、ペナルティーエリア手前で相手と競り合いながら左へパスを出し、MFパウロ・ベルナルドのフリックを受けてエリアへ進入すると、左足で先制ゴールを決めた。
2点目は1-0のまま迎えた前半アディショナルタイムの48分。直前のプレーがオフサイドでゴールを取り消されたものの、カウンターからMFヤン・ヒョンジュンのパスを右足ダイレクトで叩き込み、今季公式戦20点目をマークした。
締めくくりは4-0の後半32分。途中出場のMF旗手怜央のパスを受けたMFマッコーワンが、エリア左から低空のクロス。ファーサイドで相手とともに飛び込んだ前田が先に触り、自身もゴールネットに突っ込みながらこの日3点目を挙げた。チームは5-0で大勝し、ベスト8へ進出。ロジャーズ監督は「今日の3ゴールは素晴らしかった。彼はさまざまなタイプのゴールを決めることができる。今季の仕事量は素晴らしい。得点以外の面でもチームに素晴らしい貢献をしている」と絶賛した。
前田のハットトリックは昨年11月2日のスコットランドリーグ杯準決勝アバディーン戦以来。FW古橋亨梧が1月末にフランス1部レンヌへ移籍したが、その後は公式戦3戦連発で計6得点と、古橋が抜けた穴を感じさせていない。勢いをつけたチームは12日、前田が出場停止の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦に臨む。