“不適切なビデオ”投稿のアリ、FAの調査対象に…罰金や出場停止の可能性

2020年2月11日(火)10時59分 サッカーキング

不適切な内容のビデオが物議を醸すデレ・アリ [写真]=Getty Images

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 トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリは、イングランドサッカー協会(FA)から処分を下される可能性があるようだ。10日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。

 アリは8日、 「Corona whattt、ボリュームを上げて聞いて」というタイトルの動画をスナップチャットに投稿。フェイスマスクをした自撮りをし、カメラを一般アジア人男性に向けた、という内容のものだった。さらに、消毒器の写真に「僕を捕まえるには、ウイルスはもっと速くならないとね」と付け加え投稿していた。

 この一連の投稿はすぐに削除され、アリは9日に中国のSNSプラットフォームWeiboを通じて謝罪していた。

 一連の騒動を受けて、アリはFAの監察下に置かれることに。同選手は、不適切な内容の投稿を禁じたFAのルールE3(1)に抵触したかを調査され、これに該当する場合は罰金処分に。さらに、投稿の内容が特定の宗教や人種、性別などに言及していると見なされた場合は、ルールE3(2)によってさらに重い処分が下ることになる。

 同様のケースは今季前半にも起こっていた。マンチェスター・Cに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァは昨年11月、自身のSNSに同僚のフランス代表DFバンジャマン・メンディの幼少期の写真と、菓子ブランド「コンギトス」のチョコレート色のキャラクター画像を並べて投稿したことで、1試合の出場停止と罰金5万ポンド(約700万円)の処分をFAから言い渡された。

サッカーキング

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