天皇杯予選・松本山雅vs長野の試合後に問題発生!ピッチ状態に影響と指摘も
2025年5月17日(土)10時25分 FOOTBALL TRIBE

天皇杯予選である2025年度第30回長野県サッカー選手権大会の決勝が、5月11日に開催。松本山雅FCがAC長野パルセイロとの信州ダービーを制したが、試合後の表彰式で問題があったという。
大会主催者である『一般社団法人長野県サッカー協会』が5月16日に発表したところによると、表彰式で同協会役員のドレスコードにおいて配慮が足りなかったとのこと。「サポーターの皆様及びサッカー関係者の皆様に対し心よりお詫び申し上げます。今回の件を長野県サッカー協会として深く受け止め、協会全体として再発防止に取り組んで参る所存でございます。サッカーファミリー、サッカー関係者の皆様には今後とも厳しく見守っていただきますようお願い申し上げます」と、ファン・サポーター等に対する謝罪文が公式サイトで掲載されている。
この問題を巡っては、女性役員がヒールを履いてピッチに入ったとの指摘がSNSで相次いでいたほか、ピッチコンディションに影響を与える可能性を心配する声も。協会がこの身だしなみを不適切だと判断した可能性が考えられる。
なお、4年続けて同じ顔合わせとなった決勝では、松本が前半5分に挙げた先制ゴールによるリードを最後まで守り抜き、1-0で勝利。長野県代表として天皇杯に出場するが、1回戦でJ3リーグ2位のFC大阪と相対する。
また、GK神田渉馬(松本)は「秩序風紀を乱す行動」をとったとして、2月15日から4月30日まで活動停止処分を科されていたが、この長野戦で処分明け後初めてプレー。ネット上では同選手に対する激励や批判、秩序風紀を乱す行動に関する具体的な説明を求める声が相次いでいる。