稲見萌寧は日本勢13番手からの逆転パリ五輪出場へ意欲「可能性はゼロではない」

2024年2月13日(火)18時20分 ALBA Net

稲見萌寧がニューバランスのイベントに登場した(撮影:ALBA)

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13日、茨城県の大利根カントリークラブで「New Balance Golfer's Summit 2024」が開催され、ニューバランスゴルフと契約を結ぶ稲見萌寧と山下美夢有が登場。同社のウェアとシューズを着用して戦う稲見は、今季の米ツアーへの抱負を改めて語った。


昨年11月、日米共催の「TOTOジャパンクラシック」を制した稲見は、今年から米ツアーを主戦場としている。過去2年間の優勝者のみが出場できる1月の初戦「ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は19位。翌週の「LPGAドライブオン選手権」では早くもトップ10となる8位に入った。

「1戦目は全員が出ているわけではなかったけど、2戦目は全員が出られる。予選落ちありの試合でトップ10に入れたのは大きいと思います」と手応えを得て、日本に帰ってきた。次戦はシンガポール開催の「HSBC女子世界選手権」(2月29日〜3月3日)に出場を予定している。いまはそこに向けて練習やトレーニングに重点的に取り組んでいる最中だ。

そして、今年が例年と違うのはパリ五輪があること。2021年に開催された東京五輪では2枠しかない代表の座を勝ち取り、銀メダルを獲得した。2月12日付けの世界ランキングでは、日本勢13番手の73位と代表獲得には厳しい位置にいる。それでも「海外で成績を出せば行ける可能性はゼロではないので、そこに向けて頑張っていきたい」と出場を諦めてはいない。

そのためには6月24日付けの世界ランキングで、少なくとも日本勢2番手以内にいる必要がある。「そこをメーンとはしないんですけど、やっぱり出られるなら出たい。一試合一試合大切に、上位にずっと入れるように目指して、結果的に出場できたらいいなという気持ちです」。

実は、米女子ツアーではニューバランスのウェアを着ているのは稲見ただ一人。そこに責任感も感じている。「上位に行けばテレビ中継にも映ると思うので、もっと目立って『ニューバランスはかっこいいし、機能性もいいんだよ』ということを証明できたらいいなと思います」。プロテストのときから着用するニューバランスのシューズで、しっかり一歩一歩進んでいく。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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