クビアト&ガスリーがアルファタウリ・ホンダ『AT01』をシェイクダウン「最高の一日。公式テストへの準備は整った」

2020年2月17日(月)8時4分 AUTOSPORT web

 アルファタウリ・ホンダF1のドライバー、ダニール・クビアトとピエール・ガスリーが、15日、2020年型マシン『AT01』のシェイクダンを行った。


 トロロッソから改名したアルファタウリは、14日、オーストリア・ザルツブルクで体制発表会を開催、同時に『AT01』の発表を行った。翌15日にはイタリア・ミサノで新車をシェイクダウン、まずクビアトが初めて『AT01・ホンダ』をコース上で走らせ、その後、ガスリーがステアリングを引き継いだ。


 クビアトは「『AT01』を初めて走らせた。最高にクールな一日だったよ! (公式)テストへの準備は整った」とコメント。ガスリーは「ニューマシンのテスト初日。すごく気に入った。また走ることができてうれしいよ。次はバルセロナだ!」と述べている。

アルファタウリ・ホンダの2020年型F1マシン『AT01』で初走行を行うピエール・ガスリー

「エキサイティングな瞬間だ!」とシェイクダウンを前にしたクビアトが語ったとF1公式サイトが伝えている。


「(2019年の)アブダビ以来、F1マシンに乗っていなかったから、走りたくてうずうずしていた」


「新しいカラーリングを、ファンの皆がどう思うかは大事なことだ。彼らが気に入ってくれることが重要なんだ。好きになってくれるといいな」


 シェイクダウンはF1チームに許可されたフィルミングデーを利用して行われ、走行距離が100kmに制限され、デモ走行用のタイヤを装着することが義務付けられる。そういった走行でも、チームにとっては非常に貴重な時間であるとクビアトは言う。


「重要な走行だ。ドライバーにとって、シートポジションを確認し、うまくフィットしているかどうかチェックする機会になるからね。さらに、ブレーキングや加速の感触をつかみ、左にステアリングを切ったときにちゃんと左に曲がるかどうか、右に関してはどうか、といったことを確認するんだ。そういった項目をすべてチェックしてから、(プレシーズンテストが行われる)バルセロナに向かう」


■「『AT01』は昨年強さを発揮したSTR14の進化型。問題はないはず」とクビアト


 クビアトは、アルファタウリ『AT01』はマクラーレンやルノーとF1コンストラクターズ選手権4位の座を争えるマシンだと思うかと聞かれ、「何らかの答えが得られるのは、バルセロナでテストが始まってからだ」と述べている。


 2020年には昨年よりプレシーズンテストの日数が2日減り、6日間になったことに、クビアトは不満を抱いている。


「まるでシミュレーターでのテストから、直接レースに臨むような感じだ。正直言って(テスト短縮を)不満に思っている。将来はテストデーを増やしてもらえるとうれしい」


「とはいえ、決まったことだから仕方ない。テスト作業を短い期間のなかに詰め込んで、6日間でできる限り有意義な作業をして、準備を整えたい」


「レギュレーションは(昨年から)ほとんど変わっていないから、大きな問題は起こらないとは思っている」


「チーム(の名称)が変わり、マシンの見た目も変わったけれど、『AT01』は昨年型のSTR14の進化型といっていい。そしてSTR14は昨年、いいパフォーマンスを発揮していた」


「スタート地点にいるいま、僕らの目標はマシンを昨年よりもより優れたものにして、できる限り大きく前進することだ」

アルファタウリ・ホンダが2020年型F1マシン『AT01』をシェイクダウン


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