“りくりゅう”ペア、2年ぶり四大陸制覇! 世界選手権へ弾み、三浦「本当に感慨深い」
2025年2月21日(金)17時4分 スポーツニッポン
◇フィギュアスケート四大陸選手権第2日(2025年2月21日 韓国・ソウル)
ペアでは、23年世界選手権優勝の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がSPに続きフリーでも1位の142・59点をマークし、合計217・32点で2年ぶりの頂点に立った。3月の世界選手権(米ボストン)へ弾みをつけた。
2人そろっての3回転サルコーを決め、2度のスロージャンプは耐えて着氷。演技後は笑顔を見せた。
今季前半戦は練習でできていることが出し切れず、苦しい時間が続いた。それでも、5年ぶりに出場した昨年末の全日本選手権を制し、その後は1週間の完全オフ。「何事も楽しむ」を合言葉に、気持ちを切り替えて後半戦に臨んでいた。
四大陸選手権を初めて制した2季前は、勢いそのままに世界選手権も初制覇。新たなライバルも台頭しているが、木原は「心から楽しむことを見せたい」と世界舞台を見据えている。
▼三浦 (5年前)初めての四大陸がこの韓国の会場で行われた。今年同じ会場で滑れて本当に感慨深いと思っています。
▼木原 5年前は今の自分たちを全く想像できなかった。今日こうして優勝してうれしく思います。最後のポーズの方向を間違えなければ完璧だったと思います。