3位浮上のレアル、決勝点を現地紙が大絶賛「今季最高」「まるでテレビゲーム」

2018年2月22日(木)9時32分 サッカーキング

レガネスに逆転勝利のレアル・マドリード [写真]=Getty Images

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 21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節の延期分の試合で、アウェーでレガネスに3−1で逆転勝利したレアル・マドリード。コパ・デル・レイ準々決勝で苦杯を嘗めた相手にリベンジを果たすと共に、3カ月振りに3位に浮上した一戦での、文句の付けようがないゴールが話題を呼んでいる。

 この日は開始わずか6分でレガネスに先制されたレアル・マドリード。しかし、直後の11分に試合を振り出しに戻した。すると、目の肥えたマドリディスタや手厳しいメディアも思わず唸る一撃が誕生した。

 同点のまま迎えた29分、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチが楔のパスを送ると、これを受けたフランス人FWカリム・ベンゼマが、ブラジル代表MFカゼミーロとのワンツーで左から中央へと流れながら右前方へパス。これをスペイン代表FWルーカス・バスケスが落とすと、最後はカゼミーロが叩き込み、まさに流れるようなパスワークで決勝点を叩き出した。

 5本のダイレクトパスから生まれたこのゴールには、レアル・マドリード寄りのスペイン2大スポーツ紙も感服するばかり。『アス』が「今シーズン最高のプレー」と満点の評価を与えれば、『マルカ』も「まるでテレビゲームのよう」と驚嘆の声を上げるなど、芸術的な連係を見せた選手達を手放しで褒め称えた。

 この日のレアル・マドリードは、負傷したクロアチア代表MFルカ・モドリッチ、ドイツ代表MFトニ・クロース、ブラジル代表DFマルセロに加え、休養が与えられたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドおよびコスタリカ代表GKケイラー・ナバスも欠場するなど、多くのレギュラーが不在となった。そんな中で見せた高いパフォーマンスは、チャンピオンズリーグでは3連覇、リーガ・エスパニョーラでは逆襲を目指すチームにとって、極めて大きな意味を持つと言えそうだ。

文=北村敦

サッカーキング

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