リヴァプールは大敗も…レアル戦でCL6試合連続ゴールのサラー、数々の記録を樹立

2023年2月22日(水)10時50分 サッカーキング

チームの2点目を決めたサラー(右) [写真]=Anadolu Agency via Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが21日に行われ、リヴァプールがレアル・マドリードに2−5で敗れた。同試合においてリヴァプールの2点目を決めたエジプト代表FWモハメド・サラーが、数々の記録を作った。データサイト『Opta』が伝えている。

 リヴァプールの本拠地『アンフィールド』で行われた昨季のCL決勝戦の“再戦”。試合は4分にサラーのクロスボールからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが“バックヒール”で先制点を決めると、続く14分にはサラーがベルギー代表GKティボー・クルトワのコントロールが乱れた隙を見逃さず、追加点を沈めた。

 このゴールで、サラーはCLにおいて6試合連続ゴールを記録。これはリヴァプールに所属している選手が決めた“連続得点”の新記録となっている。サラーは昨年9月に開催されたグループA第2節のアヤックス戦から毎試合ゴールを決めており、第4節のレンジャーズ戦ではハットトリックも達成していた。今大会8ゴール目となり、得点ランキングではパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エンバペに1ゴール差をつけてトップを走っている。

 また、サラーはレアル・マドリード戦の得点で、CL通算得点数が「44」となった。これはかつてチェルシーで活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏と並ぶ、アフリカの国々に国籍を有する選手として史上最多タイの記録だ。

 なお、得点数「44」の内訳はバーゼル在籍時に「2」、ローマ在籍時に「1」となっており、残りのゴール数「41」をリヴァプールで挙げている。さらに、サラーはリヴァプール加入後、CLのグループステージ出場権を争う予選ステージでもゴール数「1」を記録。言い換えると、リヴァプール加入後にUEFA(欧州サッカー連盟)主催のカップ戦で「42」ゴールを決めている。クラブの“レジェンド”である元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラード氏が保持していたヨーロッパのカップ戦における得点数「41」を上回り、UEFA主催大会で最も得点を決めたリヴァプールの選手となった。

 サラーにとっては数々の喜ばしい記録が生まれた一戦となったが、最終的にリヴァプールは2−5で大敗。本拠地『アンフィールド』で行われたUEFA主催大会で初めて4失点以上を喫しただけでなく、2−0でリードした後に3点差で敗れたCL史上初のチームにもなってしまった。

サッカーキング

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